健康志向が高まる現代社会において、「食べるものを選ぶこと」は日々の小さな投資と言える。中でもオリーブオイルは、血圧や血糖値のコントロール、美肌効果、腸活など多彩な健康価値が注目され、家庭の食卓にもすっかり定着した。しかしその一方で、エクストラバージンと銘打たれた商品でも実は品質にばらつきがある──そんな事実はあまり知られていない。
そうした市場の現状に一石を投じるべく、スペイン産エクストラバージンオリーブオイル『OLEI DEUM(オレイ デウム)』が日本に初上陸した。特筆すべきは、国際基準である酸度0.8%をはるかに下回る「酸度0.32%」という品質。まさに“飲めるレベル”とも表現されるフレッシュさと香り高さを誇る。
このオイルを日本に届けるのは、長野県松本市を拠点とする雅 Olivas Comercio(オリーバス・コメルシオ)。代表を務める柳澤雅彦氏は、電力会社勤務や海外発電機器事業など異業種でキャリアを重ねた後、70歳を目前に「人生最後の仕事」としてこの事業を選んだという。その背景には、「医療に頼りすぎない社会をつくりたい」という強い思いがある。単なる商品紹介を超えた、その選択の理由と背景に触れることで、『OLEI DEUM』が持つ本質的な価値に迫っていきたい。
日々の一滴が体を整える。オリーブオイルの真の力
高齢化が進む日本では、医療費や介護費用の増大が社会問題となっている。その一方で、病気になってから治療するのではなく、日々の食事を通じた予防=セルフメディケーションの重要性が高まっている。
オリーブオイルは、オレイン酸やポリフェノールなどの成分を豊富に含み、血圧や血糖値のコントロール、腸内環境改善、美肌効果など、多方面での健康メリットが報告されている。特に近年では、ハーバード大学の研究により「認知症関連死亡リスクを28%低下させる可能性」が示され、ただの調味料を超えた健康食品としての価値も見直されている。その一方で、流通するオリーブオイルの品質は千差万別であることも事実だ。健康を意識するならば、表示だけに頼らず、品質の裏付けをしっかり確認することが必要だと言える。
本物の証は“酸度”にあり。知られざるオリーブオイル基準
「エクストラバージンオリーブオイル」と表示されていても、その品質には大きな差がある。日本ではJAS規格上、酸度2.0%以下であれば名乗ることができるが、国際基準であるIOC(国際オリーブ協会)では酸度0.8%以下という明確な基準が設けられている。そうした中、『OLEI DEUM』は酸度0.32%という数値を実現している。これは、スペイン・カタルーニャ州トルトサのOlivite Export社が厳選したオリーブのみを使用し、収穫から製造まで一貫した品質管理を徹底しているからこそ可能なレベルだ。
日本市場では「安価で手軽なオリーブオイル」が目立つが、健康目的で取り入れるならば、酸度という数値を一つの判断基準として意識したい。本物を選ぶためには、見た目や価格だけに惑わされない視点が必要だ。
70歳からの挑戦。“最後の仕事”に込めた健康への願い
『OLEI DEUM』を日本で販売する雅 Olivas Comercioの代表・柳澤雅彦氏は、電力業界や海外発電機器事業などを経た後、70歳を前に「人生最後の仕事」としてこの事業をスタートさせた。背景には、日本社会の高齢化問題と、医療に頼りすぎない暮らしを実現したいという強い思いがある。柳澤氏自身、医療費の増大を目の当たりにし、食を通じた健康維持の重要性を痛感したという。ただし、どんなオリーブオイルでも良いわけではない。自らスペインに赴き、現地での視察や品質確認を行った上で選び抜いたのが『OLEI DEUM』だった。その行動力とこだわりは、単なるビジネスではなく、「本当に良いものを届けたい」という一貫した姿勢の表れだと言える。
気になる価格と購入方法。本物はどこで手に入る?

『OLEI DEUM』は、250ml 4,500円、500ml 8,500円(税込)で公式ECサイトにて販売されている。瓶と缶タイプがあり、好みに応じて選べるのも特徴だ。オーガニック認証やISO22000、ハラール・コーシャ認証など、世界基準の品質をクリアしていることも安心材料と言える。本物を選びたい人にとって、価格以上の価値がある一滴だと感じさせるオイルである。
商品概要
商品名:OLEI DEUM(オレイ デウム)
内容量:250ml/500ml
価格(税込):250ml 4,500円 / 500ml 8,500円
原産地:スペイン・カタルーニャ州トルトサ
酸度:0.32% (IOC基準0.8%以下)
認証:オーガニック認証(カタルーニャ評議会)、ISO22000、ハラール/コーシャ認証取得
容器:瓶・缶タイプあり
販売チャネル:https://olivas.official.ec/
食を通じて、自分自身と社会を整える選択
日々口にするものを通じて、自分自身の健康を守る──それは単なる自己満足ではなく、これからの社会全体にとっても重要な姿勢である。高齢化や医療費の増大という課題を前に、誰もができる一歩として「食の選び方」が見直されるべき時代になった。『OLEI DEUM』が提案するのは、単なる高級オイルではない。本物を知り、味わい、その価値を自分の身体で確かめること。その積み重ねが、医療に頼りすぎない社会づくりにつながるという視点だ。
もちろん、すべての人にとってこの価格が手軽とは言えない。しかし、品質と信頼性に裏打ちされた商品だからこそ、自分や家族のために選ぶ理由がある。オリーブオイルを“飲める品質”で選ぶという新しい基準が、今後さらに広がっていくだろう。
日々の一滴が、未来の自分をつくる。そんな意識を持つことが、これからの時代にふさわしい食との向き合い方である。