円安で外国人が日本での就労を避けている中、軍事クーデターを発端とした経済制裁のために通貨が暴落したミャンマーからの日本で働きたい人が激増しているという記事を先日お届けした。そこでは、日本がミャンマーからの労働力を受け入れるメリットについて触れたが、まず今回も最初にそれをおさらいしよう。
■日本に働きに来ると月給は30〜40倍に。どの国よりも日本で働くことに魅力を感じている。
■国民の9割が上座部仏教を信仰する敬虔な仏教徒。心が純粋で勤勉、真面目、そして犯罪が少ない。
■日本語とミャンマー語の文法はとても似ていて、日本語を習得しやすい。
■全体の57%が大学進学者。大卒エリートが日本での労働を切望している。
前回はテーマを“介護”に絞っていたこともあり、「ミャンマーからの労働者=介護職」というイメージが強かったかもしれないが、実はそんなことはない。円安以前の他国からの労働者に人気の高かった製造業はもちろん、外食産業など様々な業種に対応可能だ。上記のような受け入れメリットがあるミャンマーからの労働者が増加すれば、介護業界のみならず、多様な業界もその恩恵にあずかれるのは明白だ。
だが、ここでひとつ問題が。それは、どのようにすればミャンマーからの労働者と接点を持てるのか、その術がわからない日本人経営者が多いのだ。そのため、ミャンマー人を率先して雇用しようというところまで話が進まないのが実情だ。そんな中、ミャンマー国内の送り出し機関において2019年の総送り出し人数がNo.1となった最大手企業「ミャンマー・ユニティ」が、興味深いシステムを発表した。
ミャンマー労働・入国管理・人口統計省のテイン・スェー大臣にも表彰されたミャンマー・ユニティはミャンマー国内に圧倒的な人材を確保しているが、同社が今回発表したのは、「ミャンマー人特定技能候補者リアルタイム検索機能」だ。これは同社が持つ人材データベースと直結しているため、毎日変化する人材リストをリアルタイムで把握でき、なんと求人から一次選考・最終選考が1週間で完結することも可能だという。
このシステムの一番の特徴は、なんといっても旬な人材情報をリアルタイムで確認できることにある。そして特筆すべき点は、登録者のプロフィールや顔写真はもちろん、本人が日本語で話す1分間の自己紹介動画まで組み込まれているところ。履歴書の文字面や写真ではわからない日本語の習得状況や人となりまで、まるで実際に会って面接しているかのような感覚で人材を探すことができるのだ。
この時点では登録者はミャンマーにいるのだが、これはという人材を画面上で発見したら、あとはオンラインで最終選考すればよし。一次選考の時点から何人もの候補者に実際に会って面接するよりも効率がよく、有りがちな面接ドタキャンによる無駄も最小限に抑えられるこのシステムは、実に理にかなった人材探しのための理想的なものだ。
ミャンマー・ユニティでは、ZOOM・YouTube Liveを使ったオンラインでの「ミャンマー人特定技能候補者リアルタイム検索機能提供開始 説明会」を1月18日に開催予定。参加費は無料なので、外国人の受け入れを考えているのであればぜひ参加してみてほしい。
当日視聴することができない人も後日同じURLにて当日の録画動画視聴を受け付けているのでチェックすることができる。また2023年2月21日(火)12時からオンラインセミナーを開催するので合わせてチェックしてみてはいかがだろうか。
ミャンマー人特定技能候補者リアルタイム検索機能提供開始 説明会 概要
開催日時/2023年1月18日(水)12時開始13時終了予定
閲覧方法/Zoom(YouTubeLiveからも同時配信)
※お申込みいただいた方に後日、閲覧用のURLがメールで届きます。
定員/500名(先着)
参加費/無料
対象/
◇外国人の受入れを考えている飲食業の方々
◇人材会社、登録支援機関、監理団体、行政書士、社労士、コンサルタント、マスメディアなど
※同業者様(送り出し機関)からのお申し込みはお断りしております。
※所属企業が確認できない場合、ご参加をお断りさせていただくことがあります。
▼セミナー参加申し込みはこちら
https://www.myanmarunity.jp/pages/22916/
▼【利用料無料】ミャンマー人特定技能候補者リアルタイム検索機能 利用申し込みはこちら
https://www.myanmarunity.jp/pages/20630/
迫り来る特定技能2023年3月ショック。この大激震をいかに乗り切るか セミナー 概要開催
日時/2023年2月21日(火)12時開始13時終了予定
閲覧方法/Zoom(YouTubeLiveからも同時配信)
※お申込みいただいた方に後日、閲覧用のURLがメールで届きます。
定員/500名(先着)
参加費/無料
対象/
◇外国人の受入れを考えている飲食業の方々
◇人材会社、登録支援機関、監理団体、行政書士、社労士、コンサルタント、マスメディアなど
※同業者様(送り出し機関)からのお申し込みはお断りしております。
※所属企業が確認できない場合、ご参加をお断りさせていただくことがあります。
▼セミナー参加申し込みはこちら
https://www.myanmarunity.jp/pages/22987/
▼【利用料無料】ミャンマー人特定技能候補者リアルタイム検索機能 利用申し込みはこちら
https://www.myanmarunity.jp/pages/20630/