ローソンの「ウチカフェスイーツ」がちょっと変わったようです。なにが? 栄養成分表示が。
具体的にいうと、炭水化物の項目が「糖質」と「食物繊維」に細分化されているんです。
これ、糖質の摂取量をコントロールしたい人には貴重な情報なのでは?
ローソンのウチカフェスイーツは「糖質量」がわかる!
こちらはローソンのド定番スイーツ『プレミアムロールケーキ』ですね。
かつての栄養成分表示は↓こんな感じでした。
カロリーはわかるけど、糖質量はわかりませんね。炭水化物は糖質と食物繊維の合計値なので、そこからなんとなく推測はできると思いますが(糖質の割合のほうが多いだろうな〜)。
それが最近のプレミアムロールケーキの栄養成分表示だと↓こんな感じなんです。
炭水化物の項目が「糖質」と「食物繊維」に細分化されているじゃないですか!(リニューアルでカロリー等の数値は変化しています)
カロリー基準か糖質基準かで選ぶスイーツが変わる!
このように一部のウチカフェスイーツで糖質量の記載がはじまっています。
ローソンのウチカフェスイーツに限っては、明確にカロリー基準か糖質基準で選ぶことが可能ってわけなんです。
糖質制限ダイエットを実行している人には役立ちそうですよね。
この新しい栄養成分表示に対応している一部のウチカフェスイーツを対象に、カロリーと糖質それぞれの基準で商品を選んでみました。
カロリーの低い順に並べてみると……
カロリー基準で選ぶと、『チョコバナナ大福』が130kcalでもっとも低カロリーなスイーツで、おすすめ商品ということになります。
でも、糖質基準で選ぶと、まったく違う結果に。
糖質の低い順に並べてみると……
糖質の低い順に並べると、『プレミアムロールケーキ』が1個あたり13グラムでもっとも低糖質のおすすめスイーツに。
一方、最低カロリーだった『チョコバナナ大福』は1個あたり23.9グラムでもっとも糖質が多い。糖質の制限度合いによっては選ばないほうがいい商品ということなります。カロリー基準のときとはまったく正反対の結果ですね。
糖質表示がないと商品は選べない!?
ローソンの自社商品における糖質量を明示する試みは評価したいところです。栄養成分表示の情報量が増えれば、商品の選択基準も増えるし、見方も変わってくるし。たぶん。
こうした動きが他社商品にも広がっていくと、糖質制限ダイエットなんかは実行しやすくなりますよね(その効果は別として)。現状のままでも、炭水化物がやたら多ければ糖質も多いんだろうな〜くらいの推測はできるわけですが(※)、できればはっきりした数値を知ったうえで買えるほうがありがたい。
ひとまず糖質制限中にスイーツを食べたくなったら、ローソンのスイーツコーナーに行ってみてください!
※ローソン「ウチカフェスイーツ」の例にすると、炭水化物に占める糖質の割合平均は約96.5%でした。