市街地の道路は、ほとんどが駐車禁止になっていますが、禁止されていない場所であれば道路交通法に則り、合法的に駐車できます。とはいっても市街地で合法スペースを見つけ出すのは極めて困難です。
そこで注目してほしいのが、パーキングメーター(時間制限駐車区間)のスペース。法定の禁止場所をクリアしており、機器が動作していない夜間は、駐車できる場所があります。
パーキングメーターの補助標識をチェック
動作停止中のパーキングメーターを見つけたら、周囲に夜間帯の駐車禁止標識や道路標示が無いかチェックしましょう。目の前には無くても、離れた所に立っていることがあります。規制標識がなければ白線内に駐車できます。また、駐車できることを示す駐車可標識がある場合は、補助標識が示す規制時間内に限り駐車することが可能です。
ただし、駐車可能な場所であっても夜間に8時間以上(昼間12時間以上)駐車すると、道路交通法ではなく保管場所法違反で処罰されることに。経過時間には気を付けましょう。
主な駐車できない場所
- 規制標識や道路標示がある場所
- 軌道敷内
- 坂道(頂上付近、急坂)
- トンネル
- 交差点(内)から5m以内
- 横断歩道(内)から5m以内
- 曲がり角から5m以内
- 消火栓から5m以内
- 道路工事から5m以内
- 車庫から5m以内
- 踏切から10m以内
- 安全地帯の左側から10m以内
- バス、路面電車の停留所の標示板から10m以内
- 駐車した右側の余地が3.5m以下の場所
※本記事は『月刊ラジオライフ2017年2月号』より提供のものを一部加筆修正したものです。