夏といえばかき氷。今年もコンビニ各社から、様々な新作かき氷アイスが発売されております。数も数なのでいっちょ、どのコンビニかき氷が一番ウマいのか確かめときたい! というわけで今回は、2016年8月現在ローソンで買えるかき氷アイス8種類を食べ比べ。あらためてmitok編集部内でベストかき氷を選出してみました!
今回比較したかき氷カップアイスは以下の8商品となります。
- フタバ食品『サクレ レモン』129円
- フタバ食品『サクレ チョコレート』140円
- 森永乳業『みぞれいちご』62円
- フタバ食品『いちご氷練乳ソース入り』130円
- 森永乳業『森永れん乳氷』108円
- 丸永製菓『フルーツ盛りだくさんしろくま』299円
- 赤城乳業『yelo監修キャラメル氷』248円
- 赤城乳業『yelo監修いちご氷』248円
①フタバ食品『サクレ レモン』129円
オススメ度:★★★★☆(新作に引けをとらない安定の爽快感!)
スタッフB
セブン・ファミマに続いてのかき氷食べ比べですが、ローソン限定かき氷アイスは少なめなので、今回は編集部近辺のローソンで購入できたナショナルブランド商品とも比較しました。ということで、おなじみのロングセラー『サクレ』です。優しいけれどコクがある独特の甘酸っぱさが魅力的な、やや細かなザクザク食感のレモン氷がぎっちり。あらためてバッチリ美味しい!
スタッフA
上に乗った輪切りレモンの果肉部分は酸味が効いて超爽やか! 甘いかき氷となじんで酸っぱすぎないのがまた絶妙です。氷で舌が痺れてきたらレモンの皮をつまんで休めるし、シンプルだけど新作系かき氷に負けない完成度がロングセラーの秘訣でしょうか。ちなみに内容量200mlあたりカロリーは139kcal。
②フタバ食品『サクレ チョコレート』140円
オススメ度:★★★★☆(さっぱり濃厚ビターチョコ!夏には上品すぎるかも?)
スタッフB
昨年冬『マツコの知らない世界』で紹介されて話題になった新作サクレ。イタリア産クーベルチュールを使用したチョコアイスにチョコチップと微細氷を散りばめたもので、しっとりビターなチョコアイスの中にさりげなくシャクシャク感が混じった食感です。内容量150mlあたり196kcal。
スタッフA
主張し過ぎないチョコチップの甘味と食感、苦味混じりの濃厚テイストをココアのような優しい風味でまとめた味わい。爽快かき氷というよりは、落ち着いた味わいのチョコチップアイスという感じですね。元気な味わいの『サクレレモン』とは方向性が違いますが、出来はかなり良い! 最近ローソンで見かけやすいので気になったら一度どうぞ。
③森永乳業『みぞれいちご』62円
オススメ度:★★★☆☆(懐かしミニカップ。ひとつ抜けた安さが魅力!)
スタッフB
森永乳業のみぞれシリーズでは、やっぱりコレが一番目にしやすいかも。コンビニ限定販売の、昔ながらのいちご氷です。内容量110ml(60kcal)で62円、容量が少ない代わりにコンビニカップ氷菓の中では抜けて安価な部類です。夜店のいちごシロップに漬けたような濃い目の甘味を大粒ガリガリ食感で爽やかに楽しめる、シンプルイズベストな味わいですね。
スタッフA
いちご氷は凝った新商品も多いけど、コレはコレで十分美味しいですね。価格でいうとたまにセブンで売っている、約70円の袋入りいちご氷がライバルでしょうか。あんまり一度に多くかき氷を食べられないって人にありがたい選択肢でもあります!
④フタバ食品『いちご氷練乳ソース入り』130円
オススメ度:★★★☆☆(十分フワフワ美味しいが、セブン・ファミマに比べると地味?)
スタッフB
内容量250mlあたり107kcal、今風のふわふわ感をベースに粗い大粒の氷も混ぜたコダワリ食感のいちご練乳氷です。苺ソースが中心部に染みており、外周はプレーン氷。ソースはとちおとめ使用がウリで、同じくフタバ食品のファミマ限定『苺粒ソースふんわりかき氷』に次いで深みのある苺の味わいがgoodです。底部の練乳は存在感控えめで、練乳系氷の中ではかなりあっさりした感じなのが特徴的かも。
スタッフA
下の層へ食べ進むにつれて苺ソースの酸味が強くなる印象。あっさりした練乳は苺テイストにさりげなくコクを足す縁の下的な役割で、上品で嫌いじゃないです。夜店のかき氷感と今風スイーツ感をうまく両立させていますが、セブン『果肉入りいちごソース いちご練乳氷』、ファミマ『苺粒ソースふんわりかき氷』など、苺氷は完成度の高い商品が多いので、比較するとあと一歩物足りなさが残るかも?
次ページでは「白くま」や「yelo監修さらふわ氷」もレビュー!
⑤森永乳業『森永れん乳氷』108円
オススメ度:★★★☆☆(たっぷり練乳が意外と甘すぎずまろやか!)
スタッフB
内容量180mlあたり178kcal。牛のパッケージでおなじみ、元祖感がある森永の練乳氷です。ミルクアイスと粗めの大粒氷をあわせた感じのしっとり食感で、あらためて食べると意外と甘すぎない! もっとダダ甘いような印象がありました。最近の新商品に比べるとずいぶん大人しい、落ち着いた味わいです。
スタッフA
練乳系氷の中では、かなり粘度が高くまったりした感じの練乳が特徴的。このまろやかな舌触りとしつこくないミルキィな甘味は、やはり本商品ならではの感があります。案外大人しい味で物足りないって場合、かき混ぜて食べると練乳が行き渡って良い感じに甘味がなじむのでオススメです。
⑥丸永製菓『フルーツ盛りだくさんしろくま』299円
オススメ度:★★★★★(キリッとした酸味とジューシーな甘味の時間差攻撃!)
スタッフB
多くの白くまアイスをラインナップする丸永製菓の商品から、都内のローソンではコレをちょくちょく見かけました。トッピングはあずき、みかん、いちご、パイン、黄桃、加えてキウイが入っているのが特徴的。フルーツは全体的に甘さ控えめで酸味強めにキリッとまとめています。大粒で中まで凍りきらず果肉感が残っているいちごが抜けて美味!
スタッフA
ミルク氷は他社のコンビニ白くまより練乳感薄めであっさりタイプ。ザクッと密度感がある食感は及第点だけど、フルーツ含めてさっぱりしすぎかも? ……と思ったら、氷の層に散りばめられた大粒のリンゴ果肉が超ジューシーな甘味でアクセントを効かせてきた! 全体のサッパリ感の中でリンゴの甘味を際立たせた構成が独特で面白いです。バランスの良さや完成度は他社に一歩譲るものの、意外なところで個性が光る一品でした!
⑦赤城乳業『yelo監修キャラメル氷』248円
オススメ度:★★★★★(濃厚キャラメルとさらふわ食感の極みで、なんだかラグジュアリ!)
スタッフB
内容量240mlあたり173kcal。昨年夏発売の赤城乳業『さらふわ氷』を、かき氷カフェバー・yelo監修のもと更に進化させたローソン限定氷です。ミルクキャラメルソース、キャンディングナッツ、キャラメル味氷、ビターキャラメルソースからなる4層構造が特徴的。一口目からナッツの旨味とキャラメルが濃厚すぎて激ウマいんですけど……。
スタッフA
その下のキャラメル味氷は流行りのさらふわ食感の極みで、今風スイーツ感はダントツ! 氷自体はサッパリしてますが、かき混ぜると表面部・底部のミルク&ビターキャラメルソースがまんべんなく行き渡って、ビター&スイートすぎる贅沢な味わいに……! 氷の食感が軽すぎて食べ応えがないのが気になる人もいそうですが、価格以上の本格スイーツ感が味わえるのは間違いないです。
⑧赤城乳業『yelo監修いちご氷』248円
オススメ度:★★★★☆(低カロでウマいけど、他社の苺氷に比べたらあと一歩?)
スタッフB
もう一方のいちごフレーバーは、内容量240mlあたり89kcalという低カロリーとスイーツ感バリバリの贅沢甘味の両立が魅力的。中央にさっぱりした氷があり、表面と底部のソースをかき混ぜてなじませると贅沢な甘味に……という層状の作りは『キャラメル氷』同様です。強い酸味のいちご果肉、まったり甘いミルクソース、超さっぱりしたいちご氷、底部の特濃いちごソースと、各層の味がかなりきっぱり分かれてるのはちょっと珍しいかも。
スタッフA
こだわりが伺えるさらふわ食感はやっぱりスゴい! けど、『キャラメル氷』に比べると、ソースを混ぜてもさっぱり寄りの感はあり。大人っぽく上品すぎて逆に好みを選ぶ印象でしょうか。いちご氷としての完成度で比べると、セブン・ファミマのほうが一枚上手な気はします。食感だけなら他の追随を許さないのですが……。
結論:限定さらふわ氷が確かに美味!フルーツしろくまもオススメです
最後にスタッフA・Bに私的ベストを訊いてみると、以下の結果に。
スタッフA
- 1位『yeloキャラメル氷』
- 2位『フルーツしろくま』
- 3位『yeloいちご氷』
スタッフB
- 1位『フルーツしろくま』
- 2位『yeloキャラメル氷』
- 3位『yeloいちご氷』
スタッフA
ローソンのフローズンデザートは「ウチカフェフラッペ」シリーズがメインですが、yelo監修の限定かき氷もかなり美味! このさらふわ食感は他の商品では味わえません。その他だとナショナルブランドのアイスが充実している中、『フルーツたっぷりしろくま』が結構個性的な白くまアイスで、セブン・ファミマ限定白くまとはまた異なる味わいが楽しいのでオススメしときます!
<参考リンク>
・みぞれ いちご | アイスクリーム | 商品紹介 | 森永乳業株式会社
・森永 れん乳氷 | アイスクリーム | 商品紹介 | 森永乳業株式会社
・サクレ チョコレート:アイス商品一覧 –フタバ食品
・サクレ レモン:アイス商品一覧 –フタバ食品