高栄養価で低カロリーで美容やダイエット効果が高い“スーパーフード”。アサイー、チアシード、ココナッツ、アーモンドなどが有名ですが、現在スーパーフード界で人気上昇中なのが「タイガーナッツ」です。
タイガーナッツとはカヤツリグサの塊茎。名前とは違い実はナッツ類ではありませんが、含まれるビタミンEや食物繊維がアーモンドなどより豊富なことから注目を集め、流行の兆しを見せています。
体に良さそうではありますが、食感や味わいなのかが想像しにくいタイガーナッツが、実際にどんな味わいなのかはスーパーフードに興味がある人や珍しい食材が好きな人なら気になるところでしょう。タイガーナッツはスーパーやコンビニなどでは見かけることはありませんが、カルディなどの輸入食材を取り扱う店舗では購入可能。今回は、カルディで手に入る皮つき、皮なしの2種類を試してみました。
皮付きタイガーナッツを試す!
「タイガーナッツ皮つき」は岐阜県の農業生産法人PLUS株式会社の製造です。スペイン製バレンシアDO認証原料が使用されているとのこと。
見た目はゴツゴツとしていてナッツというよりも石のよう。大きさは小豆程度です。
モノによって形が違うのもタイガーナッツの特徴。そのまま食べてみると、アーモンドなどのナッツ類とは異なり、カリッと割れるのではなくザクザクとした歯ごたえがあるのが特徴。噛んでいるうちに甘味が感じられ、若干皮の渋みはありますがそれほど癖は強くありません。
そのまま食べるほか、一晩水につけておくという食べ方もパッケージ裏面に掲載されているのでそちらも試してみました。水につけたタイガーナッツは皮の色が薄くなり、水を吸って一粒が若干大きくなっています。
食べてみると実にみずみずしさが加わり、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめるようになりナッツ感がアップ。ココナッツのように繊維が感じられます。皮の渋みもそのまま食べるより薄くなるので、皮つきのタイガーナッツを食べるなら水につけておくほうが食べやすくオススメです。
そのまま食べるのはもちろんのこと、他のスーパーフードと同じようにシリアルを食べる際のトッピングなどに使うのもオススメです。そのままでも、水につけておいても食べやすさが増すことは間違いありません。独特の歯ごたえは、他の食材と一緒に食べてもしっかりと感じられます。
皮つきのタイガーナッツはカルディで販売されているものは100グラムで税込650円。アーモンドなどほかのスーパーフードに比べると割高ではありますが、食物繊維やビタミンなどの栄養素をより効率よく取り入れたいなら試してみてはいかがでしょう。