たまにExcelで名簿や住所録などを作成すると、あとになってから「名前は氏名別々のセルに入力したほうが便利だったかも……」と気になったりしますよね。苗字と名前の間がスペースなどで区切られていれば、簡単に二つのセルに分けられるってご存知でしたか?
※本記事では「Microsoft Office Excel 2016」を例にしております。
区切り位置指定ウィザードを使って氏名のセルを二つに分ける
▲下準備に「氏」「名」を入れる新しいセルを作成し、次に分割したい氏名データ(スペースやコンマで区切られているもの)を選択しましょう。この状態で「データ」タブの「区切り位置」ボタンをクリック。
▲「区切り位置指定ウィザード」が表示されるので、「元のデータの形式」で「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」にチェック。「完了」ではなく「次へ」をクリックします。
▲「区切り文字」メニューで氏名の間に入れた文字をチェックします(ここではスペース)。「データのプレビュー」で氏名の間に線が入っていることを確認したら、「次へ」をクリックします。
▲「列のデータ形式」は「G/標準」にチェック。続いて「表示先」の入力欄の右端にあるボタンをクリックしましょう。
▲「氏」のデータを入れたい列の一番上のセルを選択した状態で、畳まれたウィザードの右端のボタンを再度クリックします。前の画面に戻るので、「完了」をクリック。
▲少し手順が多めですが、これで氏名を二つのセルに分割することができました。