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【二十四節気】2023年の「寒露」の読み方や意味は?何をする?


【2023年2月6日更新】「寒露(かんろ)」は、季節の指標である「二十四節気」の17番目の節気。「草木に冷たい露(つゆ)が降りる時期」という意味で、2023年は10月8日(日)〜23日(月)です。この時期には秋が深まり、朝晩ぐっと冷えるようになります。寒露には決まった行事はありませんが、秋の味覚が充実する時期。寒露の由来や、この時期の楽しみ方も紹介します。

10月8日頃からの半月間は、「寒露」と呼ばれる時期。由来や気候の特徴、この時期の楽しみ方を、和文化研究家の三浦康子さんに教えてもらいました。

寒露とは?

寒露とは、季節の指標である二十四節気の17番目の節気。秋を6つに分けたうちの5番目で、毎年10月8日〜23日頃に当たります。

「草木に冷たい露が降りる時期」という意味で、この時期になると朝晩はぐっと冷え込むように。秋の長雨シーズンが終わり、日中は秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。

農村では稲刈りが終わり、秋の実りも収穫の盛りに。また、雁(がん)などの渡り鳥が北方から渡ってくるのも寒露の頃です。毛布や厚手のパジャマを用意するなど、朝晩の冷え対策を始める目安にするといいでしょう。

旬の秋サバやキノコ類を味わおう

さまざまな秋の味覚が旬を迎える頃。この時期ならではの美味をたっぷり味わいましょう。

なかでも秋サバは脂が乗っておいしい時期。塩焼きにしても味噌煮にしても旨味を存分に感じられます。シイタケやマツタケといったキノコ類も旬。網焼きにしてしょうゆを垂らせば、芳醇な香りと旨味に舌も心も満たされますよ。

秋の夜長を楽しもう

寒露は空気が澄んで清々しく感じる頃。夜は月や星がきれいに見えて、窓を開けると心地よい風が吹き込んでくるでしょう。その夜風に当たりながら読書をしたり、部屋の電気を消して月明かりの下で音楽を聴いたりするのも、秋の夜長におすすめです。

また、10月には、最も月の美しい夜と言われる「十三夜」も訪れます。2023年は10月27日(金)なので、ぜひお月見も楽しんでください。十三夜は別名「栗名月」「豆名月」といい、この時期採れた栗や豆を供えて収穫に感謝する習わしがあります。

監修:三浦康子
和文化研究家。日本の文化を今に生かす方法をさまざまなメディアで提案。「行事育」提唱者。著書に『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)他多数。
http://wa-bunka.com/

[All Photos by shutterstock.com]

https://iemone.jp/article/gourmet/mayumi_w_16301/

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