一部のお店でしか飲めなかったあの“マルエフ“が缶で復活する、という嬉しいニュースが飛んできました。
アサヒビール株式会社(以下、アサヒビール)は、2021年9月14日(火)より、現在は飲食店で樽生のみ展開している通称“マルエフ”こと『アサヒ生ビール』の缶商品(350ml・500ml)を全国で販売します。
『アサヒ生ビール』の歴史
「アサヒ生ビール」が最初に発売されたのは、さかのぼること35年前の1986年。苦くて重いビールではなく、のどごし良くすっきりした味わいのビールを求める消費者の声にこたえ、誕生しました。
コクとキレがバランスよく調和していることで、まろやかなうまみを実現している「アサヒ生ビール」は、またたく間に人気商品となり、アサヒビールに活気をもたらしたそう。
そんな魅力があったにもかかわらず、翌年に発売された大ロングセラー商品『アサヒスーパードライ』の登場により、生産体制などの兼ね合いで1993年に終売。しかし、多くのファンの支持によって、飲食店向けの樽生商品は提供され続け、そのまろやかなうまみは今日まで多くの人を虜にしてきました。
そして2021年、「あの感動の美味しさを家でも楽しみたい!」というたくさんの消費者の声にこたえ、缶商品が復活することになりました!その味わいは当時のままに、一方パッケージは大きく変更されました。
開発者の想いが込められたパッケージ
パッケージに大きくプリントされている“幸運の不死鳥(FORTUNE PHOENIX)”のアイコン。これは、「アサヒ生ビール」が開発されるときの、「アサヒビールが不死鳥のような復活を遂げて欲しい」という開発者の想いが込められたことが由来します。(今では到底考えられないですが、当時のアサヒビールは低迷期だったそうで、日が昇る「アサヒ(朝日)」の逆として、沈む意味の「ユウヒ(夕日)ビール」と呼ばれることもありました。)
そして、「アサヒ生ビール」の愛称として定着している“マルエフ”の文字も。これは、不死鳥を意味する「フェニックス」の「F」として名付けられたそうですが、後々フェニックスの頭文字は「P(Phoenix)」だったことに気付き、「幸運(Fortune)」の「F」が由来として語られています。
開発者・生産者の想いがぎっしり詰まった今回のパッケージ。想いを知るほどワクワクさせられます。
そして実際に飲んでみると、スッキリしたキレとまろやかなコクが共存していて、とってもおいしい。
飲んでいてなぜかほっとした気持ちになるのは、馴染みある正統派ラガービールの味わい、優しさ溢れるパッケージ、そして自宅で飲めるという喜びのおかげでしょうか。落ち着いて私たちに寄り添ってくれる、そんな安心感ある味わいです。
一緒に食べたいおつまみは?
たっぷり卵サラダのハムカツ
飲食店でしか飲めない希少価値を噛み締め、ビアホールでマルエフを飲んだあの日。それが購入できるようになるなんてまるで夢のようだけど、あのビアホールならではのペアリングをおうちでも味わいたい…そんな郷愁に駆られ、「カツ」を食べたくなりました。
どんな料理にも合うと思うので、みなさんぜひ思い思いのペアリングを楽しんでみてください。
つくり方を見る!
一緒に聴きたい音楽は?
ナンバーガール『OMOIDE IN MY HEAD』
2019年に復活した伝説のロックバンド、Number Girl。復活の時を多くのファンに期待されていた姿が「アサヒ生ビール」と重なります。この曲を聴きながら、あなたの思い出を頭の中で巡らせて、「アサヒ生ビール」で最高のお酒タイムを。
28年ぶりのマルエフをゴクゴクっと飲んで。今週もがんばりましょう!
『アサヒ生ビール』
- 〇発売日:2021年9月14日(火)
- 〇アルコール度数: 4.5%
◯パッケージ:350ml缶、500ml缶
◯価格:オープン価格
◯販売地域:全国◯URL:https://www.asahibeer.co.jp/asahinamabeer/