おうちでゆったりとくつろいでいるとき、はたまた外へでかけたとき。いつでも、どんなときでも寄り添ってくれるビールたち。そんなビールと過ごすなにげない日常を、イラストレーターnatsuruが描きます。

(これまでの「いつもの日常に、わたしとビールと。」はこちら)
季節の移ろい

毎朝同じ時間にリビングで身支度をしているときのたのしみが、窓の外の風景や空が季節ごとに変わっていることだ。最近ふと気づいたのが、太陽の光が窓から差し込んできていて、春へ近づいていること。2月は冬と春の境目。寒さがいちばん厳しい時期だけれど、春のおとずれを知らせるビールも続々と発売される。仕事帰りに立ち寄ったスーパーで見つけたサッポロの『サクラビール』もそのひとつ。かじかむ手をあたためながら、ぶら下げた袋には春のビールを携えている。家へ帰る道すがら、まだまだ蕾が咲くようすのない桜の木に目をやる。「春になるころには夏のビールが出るんだっけ?」と考えながら、ビールで季節の移ろいを感じていることに気づくのだった。
Illustration:natsuru(@NaTsuRuuuu)
Text:山吹彩野
