ビール女子のみなさま、こんにちは! ポートランド在住の東リカです。
先月開催された女子ブルワーのビールフェス「SheBrew」に向けて、ポートランドの女子ブルワーをリレー形式で紹介してきましたが、「もっといろんな声を聞きたい!」という嬉しいご要望を受けて、イベント後も継続することとなりました!
早速、「SheBrew」会場で出会った「モダンタイムス(Modern Times Beer)」で働くアンジー(Angie Watkins)さんにお話を伺いました。
ワインからビールの道へ
アンジーさん
アンジーさん
それで、当時増え始めていたクラフトビールを代わりに飲みだしたら、これが美味しくて(笑)。スタウトとか、アンバービールに夢中になったの。
アンジーさん
アンジーさん
だから一旦ビールは諦めて、ワイン業界に就職したの。ソムリエからはじめて、ポートランドに引っ越してからは、ワインメーカーとして働いた。そして、ワイナリーにいる時に誘われて、ハードサイダーをつくるようになった。
アンジーさん
サイダーづくりも楽しかったけど、もっと完成までの時間が短くて、いろんな種類を次々に生み出せるビールに惹かれてた。ビールづくりでは常に刺激を受けて、どんどん新しいことを学べる気がする。
ワインとビールでは業界もかなり違ったそうですが、ハードサイダーとビールは業界が割と近く、ブルワーの募集も耳に入ってきたのだとか。
そんなとき、周りにも勧められ「モダンタイムス」に応募したのだそう。
気の合う仲間に囲まれて学ぶ日々
見事「モダンタイムス」へ入ることができ、念願のビール業界に足を踏み入れたアンジーさん。
「モダンタイムス」のブルワー募集の競争率はかなり高かったと思うのですが、発酵学の学位もビールづくりの経験もあまりない状態で採用されたのはなぜなのでしょうか。
アンジーさん
ここでのビールづくりの75%くらいはこれまで経験してきたことを応用できて、25%が新しく学んでいるって感じかな。
私が採用されたのは、「モダンタイムス」の文化に合ったからみたい。一緒に働いて楽しいって思える人を探していたんだって。
アンジーさん
アンジーさん
女性だからって意識することはあまりないかな。なんせ、サンディエゴ本社の事業企画戦略室のトップが女性だからね。それに、私は体も大きいし、力仕事もできる感じでしょ(笑)。体格的には変わらない。強いていうならコミュニケーションのスタイルが違うかな。でも、もし何か差別的な扱いを受けたら、「それは違うよね」ってはっきり言うよ。
とっても頼もしいアンジーさん。今後やってみたいことや将来の夢について聞いてみました。
アンジーさん
アンジーさん
自分の好きなビールに自信を持って
アンジーさんが好きなビールのスタイルを聞いてみました。
アンジーさん
アンジーさん
自分が美味しいと思えるビールが好きでいいってことかな。クラフトビールっていうと、IPAが好きじゃなきゃいけないって思う女性も多いみたいだけど、そんなことはない。
たくさん飲めば、いろんな味が分かるようになるし、何と言っても大事なのは、楽しい時を過ごすことだから!