カゴメは、お笑い芸人の劇団ひとりを起用し、AIの名曲「Story」を使用した、今年で30周年を迎える100%野菜果実ミックス飲料「野菜生活100」の新CM「飲も。いっしょに。」篇を、2025年4月1日(火)より全国で放映する。
「野菜生活100」は1995年に発売開始し、今年で発売30周年を迎える。そんな記念すべき今年は、商品のリニューアルも実施された。「野菜生活100 オリジナル」においては発売以来、過去10回以上のリニューアルをしており、今回も、おいしく、飲みやすくなるための改良がおこなわれた。
新CMでは、三児の父でもある劇団ひとりを起用。100名を超える実際の親子とともに、普遍的な“愛”を歌い上げ、今なお多くの人々に愛され続けているAIの名曲「Story」を大合唱する。優しくも力強い合唱の歌声に、親となった劇団ひとりと子どもが「野菜生活100」とともに楽しく穏やかな生活を送る映像や、多くの家族から提供された実際の子どもたちの映像が重なる。子どもたちを見つめるまなざしや、大切な人々を抱きしめる様子とともに、「いつか大人になる君の、その元気を、いちばんそばで守りたい。だから、飲も。いっしょに。」という愛にあふれたメッセージが語られる内容となっている。
撮影中は、“パパ劇団ひとり”が垣間見える姿を見せた劇団ひとり。インタビューでは、名曲「Story」を使用したCMについて、「“ひとりじゃない”と否定されていた曲と仲直りできた(笑)」と語っているほか、「親子のコミュニケーションで大切にしてること」「これからチャレンジしたいこと」などについて明かしている。
■劇団ひとり インタビュー
Q. まずは率直な感想をお聞かせ下さい。
どうにか撮れたなって感じですね。こんな裏話を言うのもなんですけど、3日間スタンバイしてましたからね。
初日が大降りで、2日目もまあまあ降って。今日がラストチャンスだったんですよ。(今日は)朝からザーザー降りでしたからね。これはダメかなと思ったんですけど、みんなで力を合わせて。本当に子どもたちが「雨どっか行け」って、空に向かって言ってくれたそのおかげで、どうにか撮影することができました。おかげさまです、ほんとに。よかった。
Q. CMはAIさんの名曲「Story」を合唱しましたが、いかがでしたか?
本当に大好きな曲で、出た当初に何回聞いたかわからないですね。それを自分がCMで歌わせてもらうというのは、非常にありがたいです。以前に一度、イベントを武道館でやった時に、AIさんがゲストでいらして、歌ってくださったんですよ。生歌を聞いたことあるんです。めちゃくちゃよかったです。そのイベント自体は、僕はあまりいい仕事ができなかったんですけど、歌になぐさめられましたね(笑)。助けていただきました。
Q. 歌詞には「ひとりじゃないから」と劇団ひとりさんのお名前も入っていますが。
(名前が)入ってるんですよ。初めて聞いたときは、すごい否定されてるのかなって思いました(笑)。「ひとりじゃない」って言われてますからね。でも今回こうやってCMでコラボしましたからね。歌と仲直りができたというか。
Q. 今回のメッセージは「飲も。いっしょに。」ですが、どなたと”いっしょ”に「野菜生活100」を飲みたいと思いますか?
これはもうやっぱり子どもでしょうね。うちの子どもはとにかく野菜が嫌いです。ありとあらゆる野菜が嫌いです。ラーメンに入ってる小さいネギも僕が取らなきゃいけないんですよ。だから、こういう「野菜生活100」さんみたいなのがあると本当に助かるんですよ。子どもは喜んで飲みますからね。本当に(野菜の入っていない)ジュースだと思って飲んでるから。ありがたいですね。子どもは子どもで、ジュースはなかなかOKが出ないけど、「野菜生活100」は結構すんなりOKが出るって
見抜いてるんですよ。その抜け穴を。(子どもが)「「野菜生活100」だったらいけるよね」、(ひとりさんが)「「野菜生活100」ならね」みたいな。そういうところがあるんですよね。これ(「野菜生活100」)が入口になって野菜も好きになってくれたら一番ですからね。
Q. 今回のCMでは、大切な人の元気を想う気持ちに寄り添う、“親子のコミュニケーション”を大切に描いています。劇団ひとりさんは、“親子のコミュニケーション”で何か意識していることなどありますか?
子どもの遊び。まだ小さいからよく遊ぶんですけど、(自分が)冷めてしまうとすごいつまんないんですよね、正直言うと。だからなるべく同じ目線になって、ブロックを作る(遊び)でも「俺がこの中で一番のブロックを作るんだ」とかね。そういう気持ちにならないと。ミニカーでもなんでも真剣にやります。
例えばボーリングとか行っても、絶対に僕の方が強いじゃないですか。勝てるでしょ。それだとつまらないから、僕は左手でやるんですよ。左手で本気で子どもとやる。この前もバドミントンをやったんですけど、僕は左手で。ハンデを渡して、本気でやる。そうじゃないと、子どもに付き合って、ちょっと手加減してやるとつまんないですからね。子どもと遊ぶときは、大人も本気になっていっしょに遊ぶというのが、僕の意識してることですかね。
バドミントンの羽根は、小さいから難しいじゃないですか。あれを風船に変えたんですよ。風船でやると家の中でできるんです。しかも結構なスマッシュをやってもそんなに威力がないから(大丈夫)。結構楽しかったですね。子どもに目がけてバシってスマッシュして。子どもも子どもでやってきますからね。音もいいし、おすすめです。うちの5歳の娘もすごく楽しんで、僕も同じぐらい楽しめたんで。小さいお子さんがいる家の中でできますから。風船でバドミントン。
Q. 劇団ひとりさんは、お仕事でもプライベートでも、「ひとり」でいる時間と「誰かと“いっしょ”にいる時間」のバランスをどのように考えていますか?
基本的には、家にいるときはひとりになる時間はないと覚悟は決めてます。「今ひとりになりたいのに」「仕事したいのに」と思うと、イライラするじゃないですか。だから、家に帰ったら諦める。だから、やらなきゃいけないことはなるべく外で済ませて。たまに家のマンションの駐車場に着いてから、車の中に1時間ぐらいいる時がありますからね(笑)。「今帰ったらこれできないからな」みたいなね。家で仕事してても、長男とかがいきなり素っ裸で部屋に入ってきて「イエーイ!」とかありますから。仕事どころじゃないんで。家にいるときはもう諦める。
Q.「野菜生活100」は誕生30周年。劇団ひとりさんも芸歴30年を超え、様々なジャンルで活躍されていますが、これからチャレンジしたいことはありますか?
前から夢があって。キャンピングカーを持っているんですけど、これで日本一周をしたいということで、今、計画立てています。2030年に数カ月の休みを取るというのは、事務所と話してますから。それを今、着実に計画しております。当然、「野菜生活100」を持って。旅のお供に。
■「野菜生活100」公式サイト
https://www.kagome.co.jp/products/brand/ys100/regular/