発行部数35万部突破、日本全国で話題沸騰中の小説『近畿地方のある場所について』が映画化され、8月8日に公開される。
今回、W主演キャストが解禁となり、予告映像&ティザービジュアルも公開となった。
すべての出来事が…
突然行方不明となった、オカルト雑誌の編集者。
失踪直前まで彼は、未解決事件の捜査資料や、怪現象にまつわる特集記事、お蔵入りとなった過去の取材メモなど…。
様々な情報をかき集めて、何かを調べていたらしい。

彼の行方を捜す同僚の編集部員・小沢はライターの千紘とともに、それらすべての出来事が❝近畿地方のある場所❞で起きていた事実を知る。
なぜその場所で、事件が発生するのか?
そして―❝ある場所❞とは一体どこなのか?…。
衝撃の展開が連続する、新感覚の場所ミステリー=❝場所ミス❞が幕を開ける。
異色の役どころに挑戦
失踪事件の調査をすすめるにつれて“ある場所”へと導かれていくオカルトライター・瀬野千紘(せのちひろ)役に菅野美穂。
千紘と行動をともにしていくうちに“ある場所”の謎に魅せられていく雑誌編集者・小沢悠生(おざわゆうせい)役を、赤楚衛二がW主演!
2人のこれまでのキャリアの中でも、異色の役どころに挑戦している。
キャストコメント全文
菅野美穂(瀬野千紘 役)

お話を頂いた際に、受け取った原作の表紙の違和感や不穏な雰囲気そのままに、普通の小説とはまるで違う事実が淡々と描写されていってそれが繋がっていくところに凄く引き込まれました。
PCサイトの掲示板の書き込みや、伏字など自分でその違和感を考えながら読み進める感覚は怖いんだけど、自分からその怖さを受け取りに行くような感覚で、作品の世界観に引っ張られる力のある素晴らしい原作だと感じました。
最近の日本の夏は暑くて暑くて暑すぎるぐらいですけれど、この『近畿地方のある場所について』の映画で、ゾクリと凍える思いをしていただけるんじゃないかなと思います。
見たことのないような映画になると確信しています。
お楽しみに。
赤楚衛二(小沢悠生 役)

白石監督の『テケテケ』、『ノロイ』、『口裂け女』をはじめ、ホラー作品は僕にとって青春だったので、お話を頂いた際にはやっと白石監督にお会いできる!と率直に思いました。
原作は、近畿地方にまつわる1つ1つの新事実を突きつけられることによって、自分自身が物語の主人公のような感覚で追体験ができ、怖くもありながら真実に進んでいく楽しさを感じられる、いわゆる普通の小説以上に没入感を感じながら読ませていただきました。
この映画は誰しものすごく身近にあるかもしれないという怖さと、映画としてのトリックが幾重にも仕掛けられていて、観た後にもう一回観たくなるような楽しさもあると思うので、ぜひ暑い夏にクーラーがんがんの映画館で寒くなってください。
『近畿地方のある場所について』
公開日:2025年8月8日(金)
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会