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今やるなら『おいしい唐揚げ店』!? 倒産が急減・前年から4割減 ブームから「定着」へトレンド変化!


帝国データバンクの調査によると、2024年における唐揚げ店の倒産件数は16件で、前年の27件から4割減少しました。この減少は、淘汰のペースが鈍化していることを示しています。唐揚げ人気の一時的な加熱が収まり、大手チェーンの撤退も見られる中、専門店はコスト削減やメニューの拡大、サービスの迅速化などで付加価値向上を図っています。これにより、生き残った店舗はリピーターの獲得に成功。唐揚げの持ち帰り文化は、一度のブームから定着への過渡期を迎えています。

帝国データバンクは、「唐揚げ店」の倒産発生状況について調査・分析を実施。

今回、その結果を公表した。

淘汰ペースが鈍化

全国で急増した唐揚げ専門店の倒産が、一転して落ち着きを見せている。

持ち帰りを中心とした「唐揚げ店」経営業者の倒産(負債1,000万円以上、法的整理)は、2024年に16件発生。

前年の9倍に急増した23年(27件)に比べて4割減少となった。

倒産した事業者の多くが小規模で、閉店などを含めるとより多くの唐揚げ専門店が市場から退出したとみられるものの、淘汰ペースは鈍化。

付加価値を高める施策

一時は加熱した持ち帰り唐揚げ人気も収束し、大手飲食チェーンが唐揚げビジネスを縮小・撤退するケースも。

利益面では厳しい環境が続きながらも、コロナ禍直後の過当競争感は一転して緩和されつつある。

また、専門店価格より安いコンビニ唐揚げや冷凍食品など、割安だった競合製品では値上げが相次いだ。

この間、専門店でもセントラルキッチンの導入によるコスト削減や、注文を受けてから提供するまでの時間短縮。

さらに、弁当総菜へのメニュー拡大など、近時の競争激化による苦境を教訓に付加価値を高める施策を進めてきた。

ブームから定着へ

結果的に、淘汰の波から生き残った専門店では、「おいしい唐揚げを食べたい」リピート客の獲得に成功。

持ち帰り唐揚げは急激なブーム拡大と縮小を経験しながらも、定着したタピオカティーと同様、ブームから定着へと移行する様相を呈している。

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