奈良県警は24日、北葛城郡の公立中学校に通う3年生の女子生徒(14)を逮捕した。
水を浴びる&暴行
県警によると、生徒は今月10日午後1時ごろ、給食で出された牛乳パックに水を入れて、女性教諭(30代)に浴びせた疑いが持たれている。
また、今年10月ごろから、女性教諭は逮捕された女子生徒から、足を蹴られたり、胸ぐらを掴まれたり、腕を引っ張られるなどの暴行を受けていた。
「先生が大嫌い」
暴行のきっかけは、女子生徒が他の教諭とトラブルになった際、被害を受けた教諭が仲裁に入ったからだという。
今月17日に、女性教諭が警察へ被害届を提出。
警察の調べに、教諭は「もう限界だった」と話した。
一方で、女子生徒は「以前から先生が大嫌い」と供述。
介入する必要性がない
なお、この中学校を管轄する教育委員会は、中学校から事故報告を受けていたが、介入する必要性がないと判断。
問題解決への具体的な助言や指導を、行っていなかった。