福岡県警は10日、筑後市立の小学校で校長を務めている男(59)を、現行犯逮捕した。
目撃者から複数の通報
県警によると、10日午前6時20分ごろ、校長は自宅がある大川市の歩道を、下半身を露出させたままジョギング。
警戒中の警察官に『公然わいせつ』の疑いで、現行犯逮捕された。
警察には、8日、9日の両日、目撃者から「下半身を出して走っている人がいる」との通報が、複数寄せられていた。
そのため、警察は周辺のパトロールを強化。
校長は容疑を否認
校長は、警察の調べに「下半身が出てしまったが、見せようとしたわけではない」と、容疑を否認している。
また、「短パンに穴が開いていただけだ」と意味不明な供述も。
現在病気休暇中
筑後市教育委員会によると、校長は先月9日から病気休暇中だった。
また、精神的な不調も訴えていたという。
校長が勤務する小学校では、11日に保護者説明会を開催予定。
止まらない不祥事の背景
今後、校長の処分については、福岡県教育委員会が判断していくことになる。
全国的に、教職員の不祥事が止まらない勢いだ。
複雑化するいじめ問題や、教諭が苦手な保護者対応など、学校でのストレスから、心を病んでしまう。
その結果として、不祥事を起こしている教諭が少なくないことが、取材で分かっている。
しかし、こういった背景については、公表しない教委が非常に多い。