いよいよ、今年2月9日に公開を迎える映画『夜明けのすべて』。
元旦の本日、松村北斗&上白石萌音より新年の挨拶として、スペシャルメッセージ動画が到着した。
「あけおめ」動画
山添くんの優しさ
さらに、藤沢さんが山添くんを、山添くんが藤沢さんをそれぞれの視点で紹介し、松村北斗と上白石萌音による新規収録のナレーションで彩る、キャラクター動画が解禁となった。
藤沢さん視点で描かれる山添くんバージョンは、職場での山添くんの様子が藤沢さん視点で切り取られ、無表情で差し入れを断ったり、いつも炭酸水を飲みながら黙々と業務に向かう姿から始まる。
そんな山添くんを藤沢さんは、“いつも無気力で他人に興味のない人”と思っていた。
しかし、「なぜそう思い込んでいたんだろう」という問いかけをきっかけに、これまで見えてこなかった山添くんの優しさが見えてくる。
「本当にそうだろうか」
一方で、山添くん視点で描かれる藤沢さんバージョンでは、世話好きでおおらかな性格だが、月に一度のPMSでイライラが抑えられなくなり、職場で声を荒げてしまう藤沢さんの二つの顔が映し出されている。
山添くんは藤沢さんについて、”おせっかいでたまに感情が爆発する苦手な人”と思っていたが、「本当にそうだろうか」という問いをきっかけに、藤沢さんの真意を理解していく。
藤沢さんの抱える生きづらさを知った山添くん。
洗車や深呼吸を提案して、職場での病状を和らげようとしてくれることで、藤沢さんは周囲に気配りができる姿勢や持ち前の明るさを取り戻していく。
問い直すこと
第一印象で相手のことを決めつけず、「本当にそうだろうか?」と考え、もう一度問い直していく二人。
本作を手掛けた三宅唱監督は、「問い直すことは正直大変で面倒くさいことですが、それでも考え続けようと相手に接する二人に、なにか大切なものを感じました」と、原作を通して二人のキャラクターに惹かれたポイントを語っている。
夜明けのすべて
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2月9日(金)ロードショー
配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース