大阪府警は、府立の支援学校に勤務していた元講師・上野翔太容疑者(25)を逮捕した。
性的暴行でけが
大阪府警によると、上野容疑者は先月1日、大阪市内のホテルで知的障害がある女子生徒に、性的暴行を加え、けがを負わせた疑いが持たれている。
被害者は、上野容疑者が担任を務めるクラスの生徒だった。
警察の調べに上野容疑者は、容疑を認めている。
なお、被害生徒は1日以降、体調不良で学校を欠席せざるを得ない状態に陥っている。
また、大阪府教育委員会は25日付けで、上野容疑者を懲戒免職処分としていた。
あいまいな供述
府教委の聞き取りに上野容疑者は、5/27は公園で、6/1にはホテルで性行為をしたことを申告。
しかし、「学校で性行為をしたかどうかは覚えていない」などと、あいまい供述をしていた。
そのため、府教委は「少なくとも2回の性行為があった」との公表にとどめた。
なお、上野容疑者は教員採用試験を受験したが、不合格となり、臨時講師を2年間務めていた。