埼玉県教育委員会は、南部地区の公立中学校に勤務する男性教諭(29)を、停職3か月の懲戒処分にしたと発表。
なお、男性教諭は退職の意向を示している。
禁止されている私的やり取りを…
県教委によると、教諭は今年3月上旬~同27日まで、ほぼ毎日女子生徒とSNSで、禁止されている私的なやり取りを行っていた。
また、教諭自身が女子生徒に、好意を抱いていることを伝えるメッセージを、何度も送信。
食事と身体的接触
さらに、都内で2人きりで食事をしたり、身体的接触も複数回行った。
なお、教諭は、女子生徒の部活動の顧問だった。
関係者から「生徒に好意を抱いている教諭がいる」との通報で、今回の事案が発覚。
「個人的な感情が抑えきれなかった」
教委の聞き取りに、教諭は「個人的な感情が抑えきれなかった」と話したという。
また、県教委は「生徒に対して不適切な行為を行うことは、断じて許されない」などとコメント。
さらに、他県の教委人事担当からは「教諭の間違った思い込みから、生徒との距離を踏み外し、問題に発展している」との声があがっている。