福井県警は7日、高校の女子トイレに、ビデオカメラを設置し盗撮しようとした、県立奥越明成高校の南出龍哉教諭(30)を逮捕した。
学校の備品
県警によると、南出容疑者は3日ごろ、高校の3階女子トイレ個室に忍び込み、小型のビデオカメラを設置。
このカメラには、高校のシールが貼られており、普段は鍵付きのロッカーに保管されている学校の備品だった。
扉の隙間から…
南出容疑者は、女子トイレ・個室の床にカメラを置き、電源をコンセントに差し込んだ。
そして、扉の隙間から、隣の和式トイレを盗撮しようとした疑いが持たれている。
なお、カメラが設置されていた個室は、不自然に施錠されていた。
警察の調べに、南出容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。
「計画性がある」
この高校の女子生徒は「キモい、この学校から消えてほしい」、「カメラが設置されていたのは、テスト期間中。この間はトイレの掃除がないため、(今回の犯行は)計画性がある」などと話していた。
福井県教育委員会は、「極めて遺憾で、事実関係を詳細に把握した上で厳正に対処する」とコメント。