東京都教育委員会は18日、カラオケ店で睡眠中の同僚女性教員に、わいせつ行為をした男性高校教諭など、5人の教諭を懲戒免職処分とした。
女性が眠っているときに…
東京都教委によると、男性高校教諭(42)は昨年8月9日、勤務校の女性教員とカラオケ店へ行った。
その後、女性教員が眠ってしまったときに、教員の胸を触るなどわいせつ行為を実行。
児童の股間を握る
また、男性小学校教諭(39)は、昨年12月13日、勤務校で児童の股間を、左手で着衣の上から握った。
さらに、多摩地域の小学校男性教諭(32)は、昨年11月27日、勤務校で児童の尻を手のひらで触った。
「過去にも複数回盗撮」
都立高校の男性教諭(26)は、今年1月17日、勤務校の女子トイレ個室に忍び込み、隣の女子生徒を上からスマホで動画撮影。
生徒が盗撮に気付いた。
教委の聞き取りに男性教諭は、「過去にも複数回盗撮した。性的欲求からやった」などと話したという。
なお、東京都教委はここまでの4人の教諭について、被害者の人権に配慮し、学校名と実名を公表しない方針とした。
ホテルで性交
また、都立練馬工科高等学校の西山敦史教諭(24)は、昨年7月15日~16日までの間に、出会い系アプリで知り合った18歳未満の女性と、ホテルで性交を行った。
以上5人の教諭は、18日付けで、いずれも懲戒免職処分となった。