千葉市教育委員会は19日、飲酒運転で事故を起こした、同市中央区の中学校教諭(46)を、懲戒免職処分にした。
信頼を著しく損なうもの
千葉市教育委員会によると、当該教諭は、昨年の6月23日(金)夜から、翌24日(土)にかけて飲酒。
その後、酒気を帯びた状態で自家用車を運転し、24日未明に自宅付近で物損事故を起こした。
教委は「市民の皆様の信頼を著しく損なうものであり、心よりお詫び申し上げるとともに、再発防止に向けて職員の綱紀の保持および服務規律の確保を徹底してまいります」とコメント。
自分に甘すぎ
ネット上では、「酒を飲んで運転して良い訳がないだろ!」、「生徒に厳しく、自分に甘くが教師の流行り?」、「犯罪することを、何とも思わない教師が多すぎ」。
「こんな教師に教えられている生徒が悲惨すぎる」など非難の声多数。
法令遵守意識の徹底
千葉市教委は、①社会全体で飲酒運転の撲滅に取り組んでいる中、本市の教職員が酒気帯び運転を行ったことはあってはならないことであり、「飲酒運転防止ポスター」を掲示し飲酒運転撲滅に向け、教職員への指導・啓発活動の推進に努める
②教育長動画メッセージを配信するなど、全ての教職員に対し、法令遵守意識の徹底を求め、教育に携わる公務員としての倫理観や使命感の涵養(かんよう)を図っていくとしている。