まもなく公開を迎える、松村北斗と上白石萌音がW主演を務めた、映画『夜明けのすべて』。
11日(木)に、プレミアムナイトが開催され、松村北斗、上白石萌音、光石研、三宅唱監督の4名が登壇した。
少しでも楽になるように…
星が輝く夜空をイメージした演出で、客席通路から登場したキャスト&監督。
パニック障害を抱えたことで、人生が一変する山添くんを演じた松村は「この映画は、生きるのが少し楽になるような作品になっています」。
また、「届く限りの全ての人が少しでも楽になるように、この映画が広がっていけばいいなと思います」と期待を込めて挨拶した。
感覚が鋭い
松村は上白石について「瞬発力、感情を爆発させる力があり、その場に馴染む力もある」。
また、「初日のワンシーン目から『15分くらいかけて歩いて会社に来たのかな?』と思う様な佇まいと喋り方をされる。その感覚が鋭い。朝ドラの時もそうでしたが、追随を許さないと思います」と大絶賛。
他の追随を許さない
一方、上白石も「ここにいさえすればいいという現場で、そうなれたのは監督やキャストの皆さん、松村先生や光石先生のお陰です」。
さらに、「この方々の胸をお借りして演じれば大丈夫だという安心感のある現場でした。(松村も)他の追随を許さないと思います」と返礼。
すべての人の映画
最後に松村は「映画を観終わった後に、近くの人を助けてあげよう、少し手を伸ばしてみようと思ってもらえたら」と語った。
また、上白石も「常に完璧でハッピーな人はなかなかいない。その意味ではすべての人の映画です。この作品に出会えて良かったと思ってくださる方のもとにこの映画が届きますことを願っています」と呼び掛け、イベントの幕が閉じた。
夜明けのすべて
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2月9日(金)ロードショー
配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース