第36回東京国際映画祭で、観客賞と最優秀監督賞をダブル受賞するなど、今秋最大の話題作として注目されている映画『正欲』。
今回、豪華キャスト陣が登場する、貴重な撮影メイキング画像と映像が到着した。
屈指の名作
早くも映画を鑑賞した観客からは、「今年観た邦画の中でも屈指の傑作」、「思いが溢れて涙が止まらなかった。キャストの皆さん、本当に素晴らしかったです」。
さらに「苦悩する人物を演じ切った俳優陣が素晴らしく、繋がりの尊さと多数派の視野の狭さを問う秀作だった」、「顕在化した深層が溢れ出て、本当に観る前の自分に戻れない」など、SNSを中心に絶賛の声が相次いでいる。
現場でのディスカッション
この度解禁されたメイキング映像では、検察官の啓喜役の稲垣や、秘密を共有し合う夏月と佳道を演じた新垣と磯村が、それぞれ岸監督に演出を受ける様子が。
風船の膨らませ方について細やかな仕草を提案する稲垣や、セリフの言い方についてニュアンスをすり合わせていく磯村など。
現場で岸監督とディスカッションを重ねながら、撮影している様子が収録されている。
笑顔が飛び交う様子も
また、劇中でも印象的な、着衣のままプールに浮かぶ夏月のシーンの裏側では、スタッフたちに囲まれながら撮影に挑む新垣の姿が。
ほかにも、笑顔が飛び交う撮影の合間の様子も収録されている。
大学のシーンで共演した佐藤、東野、坂東希と岸監督が、劇中のシリアスな役柄とは打って変わって楽しそうに写真撮影に望む姿は、本編を観た後だとさらに味わい深いものになるはずだ。
「みなさんが妥協することなく…」
そしてメイキング映像の最後には、主演を務めた稲垣のクランクアップ時の挨拶が。
岸監督を始めとするスタッフや共演者たちの姿から、「この作品にかける情熱と思いがすごく伝わってきた」という稲垣。
また「みなさんが妥協することなくワンカットずつ丁寧に粛々とものづくりをされている姿に、やっぱり映画の現場っていいなと思いました」。
「こういうところでお仕事ができるというのは、俳優として本当に幸せなことだと思っています」とコメント。
花束を抱えながら笑顔で語る稲垣の姿からも、本作の撮影が充実したものであったことが伝わってくる。
メイキング映像
『正欲』
大ヒット上映中
© 2021 朝井リョウ/新潮社 © 2023「正欲」製作委員会
配給:ビターズ・エンド