東京シティ競馬(TCK、大井競馬場)にて、11月3日に、ダート競馬の祭典「JBC」が開催される。3年ぶりのTCKでの「JBC」を楽しんでもらうため、競馬場内、場外でさまざまな施策が凝らされている。
当日は制限なく入場できる以外にも、北海道産の馬鈴薯を使用したコロッケや富良野メロンパンといった人気北海道グルメが集まる「北海道なまらうまいもんキャンプ」などが催される。
「JBC」は、アメリカのブリーダーズカップを模範とし、「生産者が主導するレース」として創設されたダート競馬の祭典。2001年にクラシック・スプリントの2レースで記念すべき第1回が行われ、11年に牝馬によるレディスクラシック、20年には2歳優駿が加わり、4つのカテゴリーで覇を競う。
今年は2020年の第20回以来3年ぶり、9回目となる大井競馬場が舞台。「JBC2歳優駿」は引き続き馬産地・門別にて行われ、2競馬場で連携しての開催となる。TCKの場内は、10月30日の時点で「L-WING」や「G-FRONT」といったスタンドに「JBC」のラッピングが施されていたり、「JBC」のロゴの前で撮影できるフォトスポットもあったりと、「JBC」開催前からすでに祭典感が漂っていた。
TCKでは、11月3日の「JBC」に向けてさまざまなイベントやYouTubeでのライブ番組、プレゼント企画などが行われるがその中のひとつが10月29日から「JBC」が開かれる11月3日まで開催される、人気北海道グルメを楽しめるイベント「北海道なまらうまいもんキャンプ」だ。
北海道の門別でも「JBC2歳優駿」が開催されるということもあり、北海道のグルメを集めたイベントとなっている。同イベントはTCK場内の多目的広場「ウマイルスクエア」にて行われ、「JCB」当日の11月3日には、十勝帯広豚丼、富良野メロンパン、帆立とローストビーフ丼、たこザンギ、とうきびスープなどを提供する計14店舗が集合する。
今回は、十勝帯広豚丼を実食させていただいた。こちらの豚丼は、十勝帯広豚の脂身が少ないロース肉が使用されている。豚肉はとても大きいものが4切れほどご飯に乗せられていて、分厚さも十分。甘じょっぱいタレがかけられているが、トッピングの温玉があると、つゆだく感が出たり、タレの味がまろやかになるため、優しめな味になっていく。より美味しくいただくには、温玉ありがオススメ。美味しいだけでなく、満腹感もある豚丼になっていた。
そのほかのイベントとして、TCK公式YouTubeライブ番組「ウマきゅん」には、豪華ゲストが連日出演予定。11月3日「JBC」当日には、人気YouTuberのンダホ(Fischer’s-フィッシャーズ-)が初出演するほか、11月1日にはタレント、グラビアイドルとして活動している倉持由香も初出演する。各ゲストがどのような予想をするか、結果がどうなるかに注目だ。
さらに、11月3日「JBC」当日に、フリーアナウンサーの福原直英、スポーツニッポン記者の小田哲也、タレントの岡部玲子がJBC4競走の予想に挑戦する「JBC4競走予想ステージ」も実施。競馬に精通している3人が、JBC4競走をどう予想するのか、こちらも気になるイベントになっている。
また、10月29日より11月3日までの期間、場内グッズショップ「Champions TCK」にて、今回の「JBC」オリジナルグッズも販売。これらのオリジナルグッズは数量限定となっている。スポーツタオルは限定200枚、缶キャンディは限定390個、カレーは限定500個(カレーは一人につき2点までの制限あり)など。
TCK(大井競馬場)には入場料100円という低価格で入場可能。競馬をゆったりと見たい方向けに、各スタンドの指定席も用意されている。この機会に、競馬に詳しい方も競馬初心者の方も、TCKで「JBC」を楽しんでみてはいかがだろうか。