東京都教育庁は16日、勤務する小学校の保護者と旅行し、性行為を行った教諭などを懲戒免職にしたと発表。
懲りない面々
都教育庁によると、都内の小学校に勤務する教諭(50)は、2020年12月27日から同月29日までの間、児童の保護者と旅行し、ホテルで性行為を行った。
また、小学校に勤務する男性教諭(48)は、2017年6月に女子児童に対するセクハラなどで、懲戒処分を受けた。
しかしその後、2019年9月3日から同月5日までの間に、勤務校の児童2人のわいせつな動画を、スマホで撮影し、児童ポルノを製造。
窃盗に高校生と性行為
さらに、荒川区立第九中学校の女性教諭(26)は、今年3月に、勤務する学校の職員室で、同僚教諭のリュックにあった財布から、現金1,000円を抜き取った。
また、島しょ地域に勤務する男性の中学校教諭(35)は、2022年10月ごろ、ホテルで高校生と性行為を行った。
採用試験過去最低倍率
都教育庁は、いずれの教諭に対しても、10月16日付けで懲戒免職処分とした。
なお、2024年度の東京都教員採用試験の小学校の倍率は、1.1倍と過去最低を記録。
ますます、教員の質の低下が懸念される事態となっている。