10月23日から開催される、第36回東京国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定した映画『正欲』。
今回、若者を中心に幅広い世代で絶大な人気を誇るVaundyが歌う、主題歌入りの本予告が新登場した。
生き延びるために…
解禁された映像では、主要キャラクターとなる5人の新たなシーンを含む、60秒の予告が展開されている。
正義で世界を測る検事の啓喜(稲垣)は、「社会の“バグ”は本当にいるの。悪魔みたいなやつがいるんだよ!」と激昂。
しかし、かすかな笑みを湛え、静かに空を見上げる場面も登場し、どんな役柄なのか期待が高まる。
また、物語が進むにつれ、別の場所でそれぞれの人生を歩んできた彼らの関係は、少しずつ交わっていく。
どうしたって降りられないこの世界で、生き延びるために大切なものを、強い衝撃や深い感動とともに提示する。
未発表曲の中から
そんな印象的なシーンの数々が展開される予告映像に流れるのは、Vaundyが歌う主題歌『呼吸のように』(SDR)。
自身初の映画主題歌となった本楽曲は、書き溜めた未発表の曲から、映画の世界観に合うものをVaundyが選び提供した重要な一曲だ。
かけがえのない人とのつながりを表現した「これが愛であって欲しい と言うのが君であって欲しい」という歌詞が、映画に深い余韻を響かせる。
『正欲』
11月10日(金)、全国ロードショー
ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会
配給:ビターズ・エンド