スカンジナビア半島に位置する、社会保障や環境問題で世界をリードしてきた欧州の大国・スウェーデン。
この地のリサイクルショップで、「コテコテの湯呑み」が見つかったとSNS上で話題を呼んでいる。
トレンドニュースキャスターは、発見者から詳しく話を聞いた。
380万表示突破
北欧のビンテージ食器や雑貨を、輸入販売しているfukuyaさん。
Twitterに「こっちのセリフや。なんでスウェーデンにあんねん。」と投稿。
この投稿は8万以上のいいねを獲得し、380万表示を突破している。
リサイクルショップで発見
fukuyaさんは、トレンドニュースキャスターの取材に「スウェーデンの南部、マルメのリサイクルショップで見つけた」と話す。
また、「値段は見ていないのでわからないが、50スウェーデン・クローナ(日本円で約630円)くらいではないか」と語った。
写真にはブランド品も
また、スウェーデンの多くのリサイクルショップは、寄付団体が運営しているという。
そのため、人々が無料で不用品を持ち込み、その売り上げは支援を必要としているところへ寄付されるそうだ。
そのため、「とても安く、時にはブランド品も手に入る場所となっている。今回の写真をよく見ると、ロイヤルコペンハーゲンやイッタラも混ざっている」とfukuyaさん。
寿司店ブームの影響か
では、なぜ「なんでやねん湯呑み」がこの場所にあるのか。
可能性として考えられるのが、現地での寿司店ブームだ。
fukuyaさんは「寿司店は年々増えている。特に『sugoi』という寿司店は支店が多く、目にするたびに『すごいな!』と心の中で突っ込んでいる」と語った。
SNS上では、「圧倒的存在感」、「大阪弁は世界でもインパクトあるんやなあ」、「同じデザインの湯呑みを、修学旅行のお土産でもらった」、「この地にあるのが、まさしく『なんでやねん!』」といった声があがっている。
(取材・文 小野貴弘)