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天才子役と朝ドラヒロインのタッグでもダメだったフジテレビの末期症状


 芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスがW主演した、フジテレビ系連続ドラマ「OUR HOUSE」(日曜午後9時)の17日の初回放送の視聴率が4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことを、各メディアが報じている。

 天才子役の名をほしいままにしてきた芦田だが、14年1月期の日本テレビ系「明日、ママがいない」以来の連ドラ主演。シャーロットは14年のNHK連続テレビ小説「マッサン」以来の主演で、民放の連ドラは初出演となった。

 ドラマは東京の下町を舞台に、芦田は4人きょうだいの2番目の長女役。母を亡くし、家事全般を引き受ける中、きょうだいたちの父が米国で知り合い、交際0日で電撃結婚した米国人女性をシャーロットが演じ、義母に対する“高い壁”となる芦田とシャーロットの対決が見どころだったのだが…。

 「『明日、ママがいない』は児童養護施設を舞台にしたドラマだが、描写に対して関係各所からクレームが入るいわく付きのドラマとなってしまった。それもあって、芦田はドラマを自粛していたが、その間にどんどん“商品価値”が下落。一方、シャーロットは『マッサン』のクオリティーが高かったので劇中では輝いた。ところが、その後、歌手デビューしたりミュージカルに挑戦したり、方向性が定まらず。そうしているうちに安易に民放の連ドラ主演のオファーを受けてしまい散々な結果になってしまった。そんな2人に頼らなければならないフジはすでに末期症状。もはや、視聴率回復は見込めない」(放送担当記者)

 一方、同ドラマの裏番組、嵐の松本潤が主演したTBS系ドラマ「99.9‐刑事専門弁護士‐」は初回15.5%で今季のドラマで最高の好発進。両ドラマがくっきりと明暗を分けてしまった。

【記事提供:リアルライブ】
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