12球団合同トライアウト2015年 再起に懸ける男たち(加藤康介編)
『日本プロ野球12球団合同トライアウト in静岡』が行われた(11月10日/静岡県草薙球場)。今年から、トライアウトの様相が少し変わった。昨年までは2回行われていたが、1日限りの“一発勝負”となった。カウント1ボール1ストライクからだったシート打撃もノーカウントからに改められた。また、事前にシート打撃の組み合わせと登板の順番が告知されたので、「やりやすかった」と話す選手も多かった。
午前9時前から受付が始まり、「実際の登板が午後3時過ぎ」になった投手も過去にいた。彼らにすれば、調整に十分な時間が与えられたというよりも、6時間近くとなった空き時間を巧く調整できないようだった。今年は意図的にウォーミングアップの時間を遅らせる投手もおり、選手の気持ちを汲んだトライアウトが行われたようだ。
トライアウトのシート打撃3組目、ひと際大きな拍手で迎えられ、マウンドに向かったのは加藤康介投手(37=元阪神)だった。
加藤投手は規定の打者3人を全て凡打に仕留めた後、記者団の囲み取材に応じてくれた。
−−受験選手のなかでは最年長だが?
「年齢は関係ない。ベストを出せるように今日まで練習してきたつもり。もう一度、マウンドに立つ、そう決めてから『まだやれる』と思う部分と、周りの人から辞めろとは言われなかったけど、自分のなかで『もういいんじゃない?』みたいな思いが過ったりして。その葛藤でした。自分がここまでやって来られたのは自分の力だけではないし、たくさんの人に支えてもらいました。そのたくさんの人に支えてもらった以上、自分が勝手に(現役を)辞めるということを決めたくなかった…。辞めるときは野球を続ける場所がなくなったときにすべきだと」
加藤投手はトライアウト会場でもある地元静岡県の出身だ。高校時代の同僚もスタンドに駆けつけてくれたという。プロ野球人生を懸けたマウンドが郷里になったことに対し、「これも何かの縁だと思う」とも話していたが、『戦力外』を通告されたのは初めてではない。オリックス時代の2008年、旧横浜ベイスターズ時代の2010年にも現役続行の危機に立たされた。ベイスターズを解雇された2010年オフは、『左の中継ぎ』を探していた阪神がすぐに声をかけてくれた。翌11年はその期待に応えられなかったが、12年は41試合、13年は61試合に登板してチームにも貢献できた。14年も32試合に投げたが、今年は勤続疲労による右股関節の故障でわずか6試合の登板しかできなかった。
−−他球団にはトライアウトをあえて受けないでオファーを待つと決めたベテランもいたが?
「いや、自分はむしろまだ投げられるところを見せたほうが良いと思ったので。どうなるか分からないけど、基本的にはNPBのオファーを待ちます。それ以外は今の時点では考えられなかった…。本当は阪神に拾ってもらったときに『阪神で骨を埋める』と決めていたんですが、野球を続けたいと思って…。繰り返しになりますが、続けたいという気持ちともうダメかもしれないという思いの葛藤ですよね。実際、マウンドに立って一球を投げるまでは色々考えたけど、終わってみて、本当に気持ちの面ですっきりしました」
−−トライアウトの舞台が地元静岡県の球場になったことについては?
「何かの縁だと思う。今までは向かい風だったけど、追い風になったと思いますし(笑)」
千葉ロッテでプロ野球人生をスタートさせ、オリックス、横浜、阪神と渡り歩いた。「骨を埋める」と決めた阪神が終の住処とはならなかった。しかし、拾ってくれた阪神への恩義と野球を続けたいという葛藤を経て、トライアウトのマウンドに至った。修羅場をいくつも潜ってきたベテランは、こう繰り返した。「野球を続けられたのは、たくさんの人に支えてもらったから。その人たちのためにも、自分が勝手に引退を決められない」と。ベテラン左腕の野球に対する情熱は、ネット裏の12球団編成職員にも届いたはずだ。(スポーツライター・美山和也)
【記事提供:リアルライブ】
【名古屋】長谷川健太監督が続投へ G大阪、東京時代に続く戴冠に高評価 節目の60歳シーズンも
明石家さんま、フジ新人アナめぐる騒動に言及 「言葉は危険」でも「武器というのも…」
【新潟】松橋力蔵監督が勇退へ 就任3年でクラブ初戴冠に肉薄 慰留も複数クラブの争奪戦に発展
遠藤vs三笘の日本代表主力が対峙!三笘ブライトン先制もリバプールが逆転、遠藤入り1点差守る
【DeNA】戸柱恭孝は配球がガラリと変化「投手主導」ターニングポイントは5・22ヤクルト戦
立川の550mの並木道がイルミネーションで染まる♡ 約60万球を使った光の空間をこの目で見てみたい!
成田悠輔氏「ハロウィンの何が楽しいのかわからないので…」コスプレで街に出た“結論”を発表
「アドベントカレンダー」「クリスマススイーツBOX」などオンラインで販売開始【INIC coffeeのクリスマスギフト2024】
元お笑い芸人女優の奈良岡にこ、プロレスラーと結婚発表 吉本所属9月「ビニ本」発売
【11月3日生まれの著名人】錦戸亮、神奈月、原口あきまさ、柄本明、山田杏華ら
ガーシー、橋本環奈と片寄涼太を暴露するも片寄の好感度が上がったワケ
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
長嶋一茂「場をわきまえない人」ワールドシリーズめぐり、共演も多いあの人にダメだし
「日本人嫌いになりそう」発言の元女優上原亜衣「不快に感じた方すみません」韓国訪問動画めぐり
四千頭身、テレビから消えた理由を明かすも批判殺到「人のせいにするな」
「着てる?」28歳アイドル悩殺!肌色ランジェリーで同化に大反響「ビビった」「色気が凄すぎ」
大谷翔平の愛犬デコピン、世界一のトロフィーに手を掛ける画像公開「いいこだね、デコイ。」
たぬかな、「あのチビやろ?」迷惑系黒人YouTuberへの苦言が物議
山本由伸「うぉー、翔平、翔平!」大谷翔平と世界一のシャンパンファイト「本当にもう最高」
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ガーシー、橋本環奈と片寄涼太を暴露するも片寄の好感度が上がったワケ
猫の『ヘッドプレッシング』って何?危険な8つの兆候と対策を解説!
吉田沙保里、大久保嘉人との不倫疑惑を一蹴するも冷ややかな声
四千頭身、テレビから消えた理由を明かすも批判殺到「人のせいにするな」
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
90年代「伝説のセクシー女優」55歳近影で猫耳ピース笑顔!「今も美人」「お元気そーで」絶賛の声
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
【名古屋】長谷川健太監督が続投へ G大阪、東京時代に続く戴冠に高評価 節目の60歳シーズンも
明石家さんま、フジ新人アナめぐる騒動に言及 「言葉は危険」でも「武器というのも…」
【新潟】松橋力蔵監督が勇退へ 就任3年でクラブ初戴冠に肉薄 慰留も複数クラブの争奪戦に発展
【DeNA】戸柱恭孝は配球がガラリと変化「投手主導」ターニングポイントは5・22ヤクルト戦
遠藤vs三笘の日本代表主力が対峙!三笘ブライトン先制もリバプールが逆転、遠藤入り1点差守る
立川の550mの並木道がイルミネーションで染まる♡ 約60万球を使った光の空間をこの目で見てみたい!
成田悠輔氏「ハロウィンの何が楽しいのかわからないので…」コスプレで街に出た“結論”を発表
「アドベントカレンダー」「クリスマススイーツBOX」などオンラインで販売開始【INIC coffeeのクリスマスギフト2024】
元お笑い芸人女優の奈良岡にこ、プロレスラーと結婚発表 吉本所属9月「ビニ本」発売
【11月3日生まれの著名人】錦戸亮、神奈月、原口あきまさ、柄本明、山田杏華ら