
山崎貴監督(62)の新作映画「ゴジラ-0.0」初日舞台あいさつが3日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。席上で、第96回米アカデミー賞で、アジア初の視覚効果賞を受賞した23年の前作「ゴジラ-1.0」と午前11時時点の興行収入(興収)対比で201%のロケットスタートを切ったと発表した。「ゴジラ-1.0」は、16年「シン・ゴジラ」(樋口真嗣監督)以来7年ぶりの国産ゴジラ作品で、11月3日の初日午後3時時点で興収82億5000万円を記録した同作との動員対比265%の好スタートを切っていた。76億5000万円を記録した「ゴジラ-1.0」の201%という驚異的なスタートとなった。
前作「ゴジラ-1.0」に引き続き、敷島浩一を演じた主演の神木隆之介(33)は「2倍ですか!? 感謝しかないですね。これだけ愛されているんだなと愛の深さを感じる。熱量が違うなと思います。監督、200%ですよ!」と、山崎監督に語りかけた。同監督も「ヤバいですね」と驚いた。
初代「ゴジラ」(本多猪四郎監督)は、54年3月1日に米国がビキニ環礁で行った水爆実験で被爆した第五福竜丸事件に着想して作られた。「ゴジラ-0.0」は、シリーズ30作目で初めて平洋戦争末期から終戦直後の47年の日本を舞台に描いた「ゴジラ-1.0」の2年後に、復興を遂げて、ようやく訪れた日常に絶望の到達点が襲いかかる様を描く。前作では、吉岡秀隆(56)が演じた海軍の兵器開発に携わった技術士官・野田健治がゴジラを打倒する海神(わだつみ)作戦を立案した。
今作では、野田が局長を務める大型災害対策事務局に、、04年「ゴジラ FINAL WARS」(北村龍平監督)で小美人を演じて以来、22年ぶりにシリーズに参加した長澤まさみ(39)が演じた天才気象予報官・青山真琴が気象台から出向。「1つ、プランBを提案したいので、よろしいですか」と告げ、野田により鳴神(なるかみ)作戦の始動が宣言される。
神木は、演じた敷島について「前作では、自分は存在してはいけないんじゃないか? と罪悪感が大きい。今回は家族ができた…前作では向けなかった笑顔。守る者ができた強さ、失う者ができた弱さ、紙一重感を迷いながら演じました」と役作りを語った。
一方、今作で妻になった典子役の浜辺美波(26)は、前作で典子はゴジラの放った爆風に遭い、重傷を負っており「(今回)典子は出ないと思っていたので…後に、こうなりましたというナレーション処理だと持った」と出演しないと思っていたと明かした。その上で「(前作のラストで)首に黒いのが、うじゃうじゃしていたのがあって、前作より出演時間が長くなった。しっかり出して頂いて、ありがたい」と感謝した。
この日は水島四郎役の山田裕貴(36)堀田辰雄役の田中美央(52)、生物学者・村上寛治役で今作から参加の田中泯(81)が登壇した。
