
脳梗塞(こうそく)で入院中だったサンドウィッチマン伊達みきお(52)が31日、東京・有楽町のニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」(土曜午後1時)の生放送にメインパーソナリティーとして復帰した。生放送後に報道陣の取材に応じ、元気な姿を見せた。
番組冒頭、「ハロウィーンだね」とボケた。同席した狩野英孝(44)から「拍手喝采です。お帰りなさい」と迎えられた。8月28日、所属事務所を通じ脳梗塞による一定期間の療養を発表。番組は8月22日放送回から欠席しており、約2カ月ぶりの復帰となった。
2時間の生放送を終え、相方の富澤たけし(52)と狩野と3人で登場。生放送内ではマックス97キロあった体重が90・8キロになり、約6キロ減量したと明かし「ほっそりした」などと言われていたが、肌の血色もよく健康的な印象だった。動脈硬化の可能性を指摘する診断もあり、心臓の上にプレートを埋め込む手術も受けた。ラーメンの汁を完飲しないなど塩分を控えているという。
「まだ完璧には治ってないんです。大体言語が7割5分ぐらいと思ってるんですけど」と現状を説明。後遺症について「まひとかは全く残らなかった。車の運転もしてますし」と明かしつつ、口元を指して「ここだけですね。構音障害っていうんですけど」と続けた。富澤や狩野と軽妙なやりとりもあったが「『毎日』とかそういう母音に『い』がつながる言葉がまだ言えない」という。この日も通院後にニッポン放送まで足を運んだ。「2月ぐらいには完璧にしゃべられるんじゃないか」と見据えた。
この日の生放送の手応えは「ありましたね。楽しい。いや、やっぱり楽しいっすね、仕事するって」と笑顔。「これから徐々に頑張ってお仕事したいと思います。また応援してください」と呼びかけると、富澤から「言えてない」などと冗談混じりにツッコまれつつ、久々にコンビらしい掛け合いを見せて締めた。【小谷野俊哉】
◆構音障害(こうおんしょうがい)口や舌、声帯など、発声に重要な役割を担う部位などに障害がおき、発声がうまくいかなくなる状態。正しい発音に問題が生じるほか、特定の音をうまく伝えられなくなったり、会話のスピード、抑揚などに違和感が出たりするケースもある。障害を引き起こした原因によっては、飲み込みにも影響することがあり、誤嚥(ごえん)の心配が出る場合もある。
