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【全文】美空ひばりさん、39年前の直筆詫び状が見つかった 福島県いわき市でB5判便箋4枚


【写真】#熱唱する美空ひばり=1988年4月(撮影・自社もの)

1989年に52歳で亡くなった“歌謡界の女王”美空ひばりさんが、新曲PRの訪問を直前キャンセルしたことを謝罪した39年前の直筆“わび状”が福島・いわき市で見つかり、複製した手紙の展示セレモニーが12日、同市の「雲雀乃苑」(ひばりのその)で開催された。

87年11月、大病からの復帰作「みだれ髪」のキャンペーンで、曲の舞台である塩屋埼灯台のあるいわき市を訪れる予定だったひばりさんは体調不良で断念。その際、市長に「行ってみたいという気持ちは、今も変わっておりません。近いうちに必ず、いわき市及び塩屋崎を訪問させていただく」と無念の思いを書いたわび状を送付した。達筆な文字でつづられた手紙はB5判の便箋(びんせん)で4枚。昨秋に市庁舎で見つかった。

◆手紙全文

初めて御便りさせて頂きます。美空ひばりでございます。

此度、楽しみに予定致して居りました、私のいわき市訪問につきましては、市長さんはじめ係の皆様方が一方ならぬご配慮を賜っておるとのこと、報告を受け、誠に有難いことと感謝致して居ります。

詳しいことは、私共の社員よりご報告を申し上げさせますが、止むを得ぬ事情により、十一月二十六日、二十七日に予定致して居りました貴市訪問を、不本意ながら延期しなければならなくなった事を、私自身、非常に残念に思って居ります。

「みだれ髪」、「塩屋崎」、こんなに素晴らしい作品のテーマを与えて下さったいわき市に行ってみたいという気持は、今も変っておりません。

近い内に必ず、いわき市及び塩屋崎を訪問させて頂き、市長さんにも直接お目に掛って、ご挨拶させて頂きたいと思って居ります。

最初の御便りが、こんな事で誠に残念では御座いますが、事情をご賢察の上、お許しを頂き度いと存じます。

最後に、市長さんのこれから益々の御活躍と、市職員の皆様の御健康をお祈り致し、ご挨拶に代えさせて頂きます。かしこ

     美空ひばり

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