
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂は2日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。1日に東京都内で行われたテニスの木下グループ・ジャパン・オープン男子シングルス1回戦で敗れ、19年のプロ生活に幕を下ろした錦織圭(36)のこれまでの戦いぶりをたたえ、温かいエールを送った。
錦織は、アジア男子最高位の世界ランキング4位にのぼりつめた。プロ生活最後の試合となったこの日は、1回戦で世界8位のフランシス・ティアフォー(米国)に4-6、4-6で敗れたが、14年全米オープンでアジア男子初の4大大会シングルス準優勝、16年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得するなど、日本のテニスを世界水準へ押し上げた先駆者となった。
番組では、聖地・有明での錦織の最後のゲームを詳報。VTRの後、一茂は「(錦織は)世界ランク4位までいった。日本人がここまでくるんだという」とうなり、「テニスは、日本は(世界で)『圧勝』というわけではなく、フィジカルの面を見ていても、サーブやボレー、バックハンドも、それまでは日本人は(外国勢に)勝てないんだろうなみたいなところが、錦織選手の登場で、ここまで日本人、できるんだというところを見せてもらった」と、たたえた。
その上で「間違いなく、日本のテニス競技の人口も増えたし、レベルアップにも貢献している。最後にこういう形(負ける)というのは本人は口には出さないだろうけれど、相当、満身創痍(そうい)の部分があると思う」と、気遣いもみせた。
また、選手の「引き際」にも言及。「世界4位までいった方なので、引き際、去り際は相当、難しくなる。自分の中では、まだできるという思いは相当あると思うが、身体は、これだけできていたことができなくなっちゃうというところの実感があって、それが結果に結びつかないで、このままやっていいんだろうかというような葛藤はあって、今日という日になったと思う」と指摘。錦織が11歳で「修造チャレンジ」と出会うきっかけをつくった松岡修造氏にも触れ、「松岡くんもいろんな協力をしてきたと思いますが、松岡くんの思いも乗っかって、2人で頑張ってきたんだなというのがよくわかった」と述べ、「本当にお疲れさまというか、テニス界の日本のレベルを上げた最大の功労者だと思う」と、あらためてたたえた。
