
フリーアナウンサー小川彩佳は15日夜、メインキャスターを務めるTBS系報道番組「news23」に出演。今年3月に沖縄県名護市辺野古沖で小型船2隻が転覆し、修学旅行の「平和学習」で乗船していた同志社国際高2年の武石知華さん(当時17)ら2人が亡くなった事故から16日で半年となるのを前に、武石さんの両親と姉にインタビューをする様子を、番組で報じた。
この日の放送では、当時小型船に乗っていた生徒の証言を伝えたほか、武石さんの家族から提供された映像や写真を用いながら、インタビューをまじえ、事故について検証。学校側を刑事告訴するなど、事故の全容解明を強く求めている家族の切実な思いを伝えた。
VTRの後、小川は「ご家族にお話をうかがっていて感じたのは、ご家族の強い失望と、深いもどかしさなんですね。これは3カ月前にお話をうかがった時にはなかった、ご家族の感情です」と口にした。武石さんは学校が好きで家族も学校側に信頼を寄せていたとし、「取材に応じてくれた生徒によると、個々の先生は事故の後も生徒をかなり気に掛けてくれていると。だからこそ、事故から半年がたっても、なぜ事故が起きたのか、なぜ知華さんを守ることができなかったのか、もう本当に根本の部分ですよね。それすら十分な情報が得られず、ご家族ご自身がひとつひとつ手がかりを集めていかなければならない状況に、深い失望を覚えていらっしゃいました」と振り返った。
「刑事告訴という形には至りましたけれども、責任を追及する、されるということではなく、本当に事故の真相を知りたいというその1点なんですね」と家族の思いを代弁しながら、「知華さんを大切に思う人たちと事故に関わった関係者のみなさんが同じ方向を向かなければ、この事故の再発防止にはつながらないと、ご家族は強く訴えていらっしゃいます」ともコメント。「明日で、事故から半年です」と伝えた。
