
「秀山祭九月大歌舞伎」が2日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた。
「秀山祭」は、明治から昭和にかけて活躍した初代中村吉右衛門をたたえる興行で、2代目吉右衛門さんが立ち上げ、今年で20回目を迎えた。
初代、2代目の得意演目が並び、昼の部「ひらかな盛衰記 逆櫓」では、初代のひ孫、2代目のおい松本幸四郎が、船頭松右衛門実は樋口次郎兼光を初役でつとめた。源平合戦を描いた古典の名作で、2代目を義父に持つ8代目尾上菊五郎も出演。
公演に際し、幸四郎は「(初代から)父(=松本白鸚)、叔父に伝わる演目が一番好き。自分が体現し、今のお客さまに共有していただきたい」などと話している。
幕開きは、花形世代で話題の市川染五郎、市川團子、尾上辰之助による舞踊「春調娘七種」など。
夜の部は片岡仁左衛門、幸四郎のダブルキャストによる「沼津」、市川染五郎による「一條大蔵譚」など。26日まで。
