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ブルース・ウィリス氏の妻「元気だが、言語能力は衰えている」現状や介護について涙見せ語る


ブルース・ウィリスさん(2007年撮影)

2022年3月に失語症と診断されて俳優業を引退したブルース・ウィリス氏(70)の妻でモデルのエマ・ヘミング(47)が26日、米ABCの特別番組「Emma&Bruce Willis: The Unexpected Journey(エマとブルース・ウィリス:予期せぬ旅路)」に出演してウィリス氏の現状や介護について語った。「子どもたちのためにもっとも難しい重大な決断を下さなければならなかった」と述べ、24時間体制で介護を受けられるようウィリス氏を別の平屋住宅に移したことも明かした。

のちに人格変化や行動障害、言語障害などの症状が現れる「前頭側頭型認知症」と診断されたウィリス氏は現在、「身体的には元気だが、言語能力は衰えている」と語り、脳が機能不全に陥っていることを明かした。それでも自分のことを認識していると思うと述べ、適応することを学び、別の方法でコミュニケーションを取っているとコメント。コミュニケーション能力を失いながらも、夫妻の2人の娘やウィリス氏の元妻で女優のデミ・ムーアとの間に生まれた3人の娘を含む家族と接するとき「彼の瞳に輝きを垣間見ることができる」と語り、笑顔を見せることもあると「目に見えない絆」を感じていることを明かした。

また、前頭側頭型認知症と正式に診断される前から温厚だった性格が変化し、普段好きだったことへの興味を失い、家族との外出を嫌がるなど警戒すべき兆候があったと話し、「とてもおしゃべりで積極的な人なのに、よそよそしく冷たい感じがした」「愛情深く、温かい普段のブルースとは異なり、まったく逆の行動をするので不安で怖かった」と振り返った。加えて当初は自分1人で面倒を見なければならないと考え、不眠症やひきこもりにもつながったと介護の難しさについて語る場面もあった。

病気への理解や介護の現状について知ってもらう活動をしているヘミングは、診断結果を聞いた時「何が起きているのか理解できず、結婚生活をどうやって続けるのだろう」と不安を覚えたことなども明かし、涙を見せながら介護生活の中で感じる辛さや不安なども吐露する様子み見られた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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