俳優杉良太郎（80）が4日、東京・浅草花劇場で「知って、健康デー2025 in 浅草」に出席した。
7月28日の日本肝炎デーに合わせて、肝炎の知識、予防、治療に関わる理解が進むように普及啓発を行う活動。杉は厚生労働省の特別健康対策監を務め、ダンスによる健康増進を推進している。
この日も幅広い世代のダンスチームを招待し、「外が殺人的な暑さだから、生きているだけで大変。昔だったら即死ですよ」と苦笑いしつつ、「リズムに乗って踊るというのはやる側は難しい。年取るとどうしても音楽が先に行って『振り付けなんだっけ？』となるけど、今日はみんな頑張っちゃってそういうのがなかった。『元気だよ！』というメッセージはありがたいですね」と語った。
イベント内では筋肉量の減少にともない身体機能が低下する「サルコペニア」を紹介。サルコペニアの進行を確かめるため、ステージ上で握力測定を行うと、杉は43キロ。年齢平均を大幅に上回る数値に会場を驚かせた。
杉は「今月で81歳。まだまだ年じゃない。目いっぱい人生を楽しんで、医療に迷惑をかけないように、元気に長生きしてください」と呼びかけた。
妻で歌手の伍代夏子（63）も出席した。
