山梨日本酒大使の白須慶子、日本酒「くず星」紹介 「くず米を磨き込んでスターにしました」

日本酒イベントを開いた女優白須慶子（中）。左はみなしげの小林竜介社長、右は太冠酒造の大澤慶暢社長

山梨日本酒大使の女優白須慶子（40）が3日、東京・瑞江の「炭火焼鳥みなしげ」で「第1回白須慶子の日本酒イベント」を開いた。

白須は山梨日本酒大使を務めており、山梨を代表する日本酒として太冠酒造の「スパークリング」「甲州利右衛門　純米大吟醸」「くず星」を紹介。太冠酒造は1877年（明10）に甲府市で創業、140年以上の歴史を持ち、現在は、日本のミネラルウオーターの半分近くを産出する南アルプス市で山梨産の山田錦を原材料に酒造りをしている。

この日は南アルプス市から運んだ、酒造りのための「仕込み水」も提供。くず星にカルピスを混ぜるなど、新しい日本酒の味わい方も提案した。

白須は「スパークリングは、山梨ならではのワイン酵母で仕込んで発酵させた、細かい泡で爽やかな、飲み口が特徴。甲州利右衛門は王道のお酒。くず星は欠けて酒造りには適さない山田錦が原材料なんです。それを丁寧に磨き込んでおいしくしたサステナブルなお酒です。名前は“くずからスター”になったから。いろいろな楽しみ方で日本酒を味わってください」と話した。