
DJ KOO(63)が2日、東京・中野セントラルパーク・パークアベニュー中野四季の森公園で行われた「第13回中野駅前大盆踊り大会」の“DJ KOO 45th BON DO DANCE”コーナーに出演した。
1980年(昭55)にプロのDJとして、新宿・歌舞伎町の東亜会館のサーファーディスコB&Bで活動を開始してから45年。45周年プロジェクト「DO DANCE45(ドゥー・ダンス・フォーティーファイブ)」のスタートを宣言。45個のプロジェクトの第1弾としてハロプロのアイドルグループBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)とコラボして、この日に配信リリースした「最KOO DE DANCE(サイコー・デ・ダンス)」を一緒に初披露した。
DJ KOOは「45年やって来て、今が一番楽しい。(シングル)レコードは45回転だから、DJらしい節目」と笑顔を見せた。
盆踊りでDJをやることに「地方の高齢化が進んだりして、盆踊りもさみしくなって来た。地域の活性化を目指してZ世代も参加できる“盆フェス”ができたら。TRFの『BOY MEETS GIRL』や『EZ DO DANCE』は意外と盆踊りに合うんです」。
BEYOOOOONDSとの共演には「楽しみでしょうがなかった。僕が60代で、彼女たちが20代。45年やって来られて、世代を超えて一緒にできるのはメチャメチャうれしい。彼女たちはすごくスキルが高いんだ」。8日の誕生日に先駆けて誕生ケーキと、誕生ケーキ型の帽子をプレゼントした。「こういう繋がりができるのがうれしい」と笑顔を見せた。
コラボした新曲「最KOO DE DANCE」については「今、やっていることを最高! と叫べるポジティブ・パワーソング、応援歌です」と話した。
45個ある45周年プロジェクトの第1弾。今後については「パンとのコラボ、絵本とのコラボ、お世話になったアーティストとのコラボ。ガチャガチャも作ろうと思っています。高校のダンス部、次の世代の人たちもコラボしたい」と話した。
45年を振り返って「当時のディスコは、六本木はつなぎ、新宿はしゃべりだった。新宿で始めたから、今がある。小室(哲哉)さんと出会って、TRFを始めて自分の財産になっている」。
中野の盆踊りはTRF結成25周年だった2018年(平30)に初参加。「コロナ禍では配信でやった。中止にせずに続けて行くことが大切。コロナ禍が開けて、楽しむことの大切さを期近に感じたのが中野。セットリストも流行っている曲を入れて組む。曲と時代の思い出が作れると思う」。
ド派手な衣装は「メチャメチャ暑いですよ。でも、見てもらって元気になってもらう。提灯(ちょうちん)や櫓(やぐら)、屋台と同じです。塩パン食べて塩分補給しています」と笑った。