
歌手和田アキ子(75)は2日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に生出演。昨今の社会情勢に触れながら、日本の政治についても言及した。
和田は、ともにパーソナリティーを務めるフリーアナウンサー垣花正との間で、昭和の時代の習慣などが話題になった際「今の時代も便利で好きだけど、わたしたちの若い時代は暮らしやすかった。たぶんね。私は。今はいろいろ決められて」とした上で、「だって中国なんてもっと厳しいよ。こんなことラジオで言うと怖いけど、ちょっとでも国に何か言ったりした人は収監されたりとか。言論の自由とかも…。海外に移住する人も多いっていうし、」と、中国の体制に関して私見を語った。
その上で「でも、日本の政治だって、政治なんかよく知らないけれど、よく分からない人がよく当選したなと」と、7月の参院選が念頭にあるとみられる私見を口にした。
垣花が「今回の結果はいろいろ…」と口にすると、和田は「初めて見て、え? いたんだ、こんな人、みたいな。私が古すぎるというのもあるけれど」と述べた。参院選で、多くの新顔候補が当選したことが念頭にあるとみられる。
垣花が「でも、よかったのは投票率がちょっと上がったんですよね。関心は高かったという」と応じると、和田は「若者にね。たぶん」と指摘。「あとは、昔と違うのはSNSですね。情報の入手の方法が変わってきた」と、SNSの影響力が選挙にも拡大してきたことに触れた垣花に、和田も納得したように「SNSねえ。でも、まあ、いい風に替わっていると思えばいいじゃない?」と、前向きに応じていた。