
DOMOTO堂本光一(46)と俳優の井上芳雄(46)が1日、「ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVE」(2日から東京ガーデンシアター)開幕記念会見に出席した。
堂本光一(46)が主演し、井上芳雄(46)とタッグを組む同作。上白石萌音(27)は、18年の世界初演に続き牢番の娘を演じる。
4回目の上演となる今回は、帝国劇場から東京ガーデンシアターに場を移し、東京フィルハーモニー交響楽団のフルオーケストラと融合。舞台上には世界観を具現化した木々が生い茂り、その奥からオーケストラの音色が響き、ステージ上のモニターには演者らの表情がリアルタイムで映されるなど、作品の息遣いを感じさせる演出になっている。
“アリーナライブ”という新たな表現への挑戦。上白石は「舞台が広くてオーケストラさん、和楽器、バンド、音楽家の皆さんも常にいらしゃいますし、基本的に我々演者も上演時間中、ずっと板の上にいる状態」と説明。常に“出番”であるからこそ生まれる感覚もあるという。「今まで以上に全員でつくってお届けしているなというのをすごく感じる。自分が出ていないシーンも見ているんですけど、毎日いろんな発見があって楽しい。たった12公演ですけど、日々お客さまとの化学反応で違う物になっていくんだろうなと開幕がとても楽しみです」と待ちわびた。
また、「光一さんは隙あらばはけようとする」とも告白。堂本は慌てて「そんなことない!」と反撃。オーケストラの音色を観客席目線で聞くためと釈明するも、上白石は「へー…。でも私の後ろ通りながら『はけちゃお』って言ってました(笑い)」と重ねてタレコミ。笑いに包まれる中、堂本は「ステージ上で聞く音とお客さまの聞く音は違うので、この演奏とみなさんの歌声を聞きたいなって思って。やっている我々にとっても、客席で聞きたくなるくらいの素晴らしい音楽を演奏してくださっている」と熱く語って周囲を納得させていた。