
俳優の佐藤健(36)が31日、都内でNetflixシリーズ「グラスハート」(独占配信中)世界最速試写会イベントにキャスト陣とともにサプライズ登場した。
1話の放映が終了すると、スモークがたかれたステージから、佐藤をはじめとする劇中バンド「TENBLANK」(テンブランク)のメンバー、町田啓太(35)志尊淳(30)宮﨑優(24)が登場。興奮が冷めやらない中、本編で歌唱される「旋律と結晶」を生歌唱。間奏では佐藤が「歌えるよな?」と会場をあおり、作品から飛び出してきたそのまま。ライブ会場さながらの熱気で包んだ。
今作は小説家・若木未生氏の名作「グラスハート」を原作とする青春音楽ラブストーリー。主演の佐藤は7年ほど前から映像化を構想し、企画・共同エグゼクティブプロデューサーを務めた。待望の映像化が配信開始を迎え「こういう作品にヒットして欲しいんですよ。ヒットさせたい。普通のヒットじゃつまらない、まだ誰も見たことのないような作品を作るつもりで頑張ってきたつもりです」と吐露。「こんなメンバーに来てもらって愛をもらったんだからそこを目指さないと失礼ですよね。仮に実現したとしても僕たちだけの手柄とは思わない。紛れもなくみんなと作った作品。」と熱意をぶつけた。
会場には600人の観客が集まり、トークパートでは事前に募集した質問に回答した。「カラオケの十八番はありますか?」という質問に、佐藤は「十八番って人生でできたことない」としつつも、親友で千鳥のノブとのエピソードを披露。「最近カラオケに行くメンバーが(千鳥)ノブくらいなの。ノブが入れたのを俺が歌う。ノブが入れるのはVaundyの『踊り子』」と明かした。
志尊は「カラオケは行かないですね」としたが、強いて言うなら「SMAPの『夜空のムコウ』『ライオンハート』」という。町田は寺尾聰の「ルビーの指環」を挙げ、中森明菜のファンという宮﨑は「飾りじゃないのよ涙は」が得意という。「昔のラジオを聞いたり、振り付け覚えたりしてます」と強火ファンな一面を明かした。
イベントでは、同作に出演する菅田将暉(32)からビデオメッセージも寄せられた。