
シンガー・ソングライターASKA(67)が31日までにブログを更新。Mrs.GREEN APPLEの所属事務所がライブの騒音を謝罪した件に言及した。
Mrs.GREEN APPLEは26日、27日の2日間、横浜・山下ふ頭特設会場で野外ライブを開催したが、周辺住民とみられる人たちがX(旧ツイッター)で苦情を書き込む事態に。「#ミセス騒音」がトレンド入りするなど、騒動になっていた。これを受け、同バンドの所属事務所は28日、公式サイトで「周辺にお住まいの皆様には、多大なるご迷惑をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。「本ライブイベントは、開催概要について近隣の皆様に事前にご案内の上、法令等にて定める音量基準に準拠して開催致しました」とつづった上で「ライブ会場では、海側に向けて客席を設置、客席の後方で音が衰減するように事前にシミュレーションを重ねておりました。しかしながら、当日の風向きにより想定以上に広範囲に音が拡散し、周辺にお住まいの皆様の騒音としてご迷惑をおかけする結果となってしまいましたこと重ねてお詫び申し上げます」とした。
ASKAはブログでこの件について「騒音か。うん、確かに最近はそのような話を聞くことが多い」と切り出し、自身が出演した野外音楽フェスの例をあげ「『少し、音量に注意しましょう』との、出演者の気遣いの中で進められてる」とした。
一方、これまでにCHAGE and ASKAで行った野外ライブでは「一度もクレームを受けたことがありません」という。クレームを受けなかった背景について「それは近隣住人への『ご挨拶』。これをイベンターが丁寧にやってくれていたから」と説明した上で、「でも、もうあれから20年経ってるし、今はどうだろう?時代が違うんだろうな。世の中の『音楽』に対しての理解が違う。僕から見てだよ」と私見を述べ、「僕から見て若いバンドが、何も気にすることなく伸び伸びと野外ライブをできなくなってることは、ちょっと可哀想」とおもんぱかった。