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桂春蝶、春風亭一之輔からボヤかれる「今、すごいイライラしてる」


「春蝶・吉弥と一之輔 3人噺2025」の取材会に出席した、左から)桂春蝶、春風亭一之輔(パネル)、桂吉弥(撮影・阪口孝志)

落語家桂春蝶(50)桂吉弥(54)が29日、大阪市内で「第3回『春蝶・吉弥と一之輔 3人噺2025』」(11月26日、SkyシアターMBS)の記者会見に出席した。

春蝶、吉弥と春風亭一之輔(47)という人気実力派落語家3人による落語会。2年ぶりの開催となるが、前回はチケット即完で追加公演が設定されたほど。今回は約1300人が収容できる会場にグレードアップしたが、すでに完売寸前で、春蝶は「会見する意味ないやん」とおどけた。

公演では、吉弥が「蛸芝居」、一之輔が「らくだ」、トリの春蝶が「紺屋高尾」を演じる。

2011年から東京に拠点を移している春蝶は「大阪人がやる『紺屋高尾』を聞いてほしい」と意気込んだが、所用のため、VTRでメッセージを寄せた一之輔から「最初、『芝浜』をやるって言ってたんですよ。あの人。だから、『明烏』ってネタを出したんですけど、急に『紺屋高尾』。どちらも廓(くるわ)の噺でかち合う。僕がネタを変えなきゃいけない。今、すごいイライラしてる」。不満をぶちまけられた。

さらに、一之輔は「先輩だったら何してもええのか。持ち時間は45分? じゃ、『らくだ』。やけくそだ」と6代目笑福亭松鶴さんが得意とした上方落語の演目「らくだ」をチョイスし、「ケンカ売るようなもんですよ。東京の噺家(はなしか)が大阪で『らくだ』やるなんて。好き勝手やりますよ。万博の中心で『辞めろ』と叫ぶような感じで」とボヤキ倒した。

不満をぶつけられた春蝶だが、「すごいですよ。彼のらくだ。何回も聞きたい。めちゃくちゃおもろかった。かっこいい。つきぬけたような爽快な気分になる」と絶賛。「それぞれ投げる球の質が違う。吉弥さんは人の心のど真ん中に球を放る。大人なんですよ。一之輔君はアウトローに放っていく。僕は真ん中を目指してるんだけど、インハイに行って危険球になる。2人がすごく大人の芸をやられると思う。そういうところが勉強になってます」とアピールした。

一方、吉弥は「春蝶君と一之輔君と一緒になるのはここしかないので、お互いのトリネタを見れるのは楽しみです。僕の落語会に来ない層の人たちが来るので、その客をこっちにつかんだろみたいな気持ちです」と楽しみにしていた。

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