静岡・御殿場市出身のタレント勝俣州和（60）が27日、TBS系「アッコにおまかせ！」（日曜午前11時45分）に生出演。出直し選挙になる伊東市長選への出馬を冗談で宣言した。
学歴詐称疑惑の田久保真紀市長（55）が辞職と出直し選出馬を表明している中、百条委員会からの出頭要請を拒否したことも話題に。その裏に選挙戦略があるのではないかとの意見もでたことに対して和田アキ子（75）が「どう思う、勝俣」と意見を求めた。
勝俣は「僕は静岡出身なので、マイナスのニュースが、『伊東市、伊東市』って出るのがすごく心が痛くて。伊東ってね、ちゃんと温泉もあればいい旅館もあって料理もおいしくて、この時期、人が集まる町なんですよ。だから伊東を良くしたくて市長になった方が、伊東のイメージを下げることに今、つながっていることが、伊東の市民がどう思っているとあなたはお思いですか、と。伊東のために、あなたはこれからの行動を決めてくださいって思いますね」と力説した。
和田に「行っていいなさいよ」とツッコまれ勝俣は苦笑。ただその後も「自分が認めなきゃウソにならないって考えはおかしくて、ウソという事実があったら、それはウソじゃないですか」と話し「で、この人（田久保氏）が最初に手を挙げたときの『初心忘るべからず』って言葉があるじゃないですか。どういう町にしたい、どういう市民に力をそそぎたい、ってそれをまた自分で思い返してみてほしいですね。今やってる行動が正しいか、正しくないか、明確に分かると思います」と正論を突きつけた。
和田はここで「来期、出馬したら？」と勝俣に話すとスタジオは大爆笑に。勝俣は「静岡観光特使なので、（田久保氏に）話に行きたいぐらいですね」と力を込めた。和田は「なるほど」と感心。さらに勝俣は「静岡県伊東市のイメージが今どうなってるか分かりますか？」と声高に話しVTRに映った田久保氏の後方の壁面に「花火大会のポスターとかもあったじゃないですか。みんなが集まる町なのに、この時期何をしてるんだ、と」と訴えた。
和田は「はあ～、言ってることはスゴいわ～」とうなずいた。勝俣は右手を真っ直ぐあげて「もうちょっとで、手を挙げようと思いますけどね」と冗談半分ながら、出直し選への出馬を“示唆”し、伊東への愛をアピール。和田は「説得力がある」と後押しするかのように語った。
