
水谷豊(73)と寺脇康文(63)が24日、東京・丸の内TOEIの閉館プロジェクト「さよなら丸の内TOEI」の一環で行われた08年の映画「相棒-劇場版-絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」(和泉聖治監督)上映前舞台あいさつに登壇。同6月3日の動員300万人記念舞台あいさつ以来17年ぶりに杉下右京と亀山薫の役衣装で並び立った。
寺脇が2階まで満員となった客席に「ただいま!」と呼びかけた。水谷は、00年6月にテレビ朝日系で2時間ドラマとしてスタートし、02年に連続ドラマになった経緯を振り返り「映画を作る目標がありました。17年前にここに立った時、我々の夢が実現したと感動しました」と語った。
寺脇は08年のシーズン7で降板し、22年のシーズン21で14年ぶりに5代目相棒として復帰した当時を振り返り「髪の毛、立つかなと。散髪したら立っております!」と胸を張り「今は長いけど、もうすぐ切るから」と続けた。3月にシーズン23の放送を終えた中、新作開始をフライング? したかのような発言に、水谷が「そんなこと言っちゃうと、やるみたいなことになっちゃう」と突っ込んだ。拍手の中、寺脇は「どうなんですかね。楽しみにしたいと思います!」と笑い、客席を沸かせた。【村上幸将】