
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)の23日に放送された第83回の平均世帯視聴率が16・4%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・2%だった。番組最高は第68回の17・8%。
朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。
主題歌はRADWIMPSの「賜物」(たまもの)。語りはNHK林田理沙アナウンサーが務める。
あらすじは、それぞれが忙しい日々を送り、のぶ(今田美桜)が上京して2カ月が過ぎた昭和22年12月。西日本で大地震が起こる。電信が不通となった現地の情報は錯そうし、不安に襲われながら家族、そして嵩(北村匠海)の無事を祈るのぶ。そのころ、高知新報でも混乱が続いていた。資料が散乱する編集室を片付ける琴子(鳴海唯)。厳しい表情で帰ってくる東海林(津田健次郎)と岩清水(倉悠貴)。だがそこに、嵩(北村匠海)の姿はなく…。