7人組ダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」が12日から2日間、東京・国立代々木競技場第一体育館で「ARENA LIVE 2025 序破急」を開催した。
グループ最大規模のワンマンライブで、2日間で2万人を動員。7日にデビュー6周年を迎え、杢代和人（21）は「7人で6周年を迎えられたことが一番ありがたい。メンバーにも感謝ですし、観測者（ファンの総称）の皆さんにも感謝したいと思います」と語り、感謝を胸にステージに立った。
白いポンチョを身にまとった7人がゴンドラに乗って登場すると、会場の温度が一気に上がった。「無限シニシズム」で幕を開けると、「Museum：0」「in the Fate」「LLL」など、4月にリリースした4枚目アルバム「核心触発イノベーション」収録曲を中心に披露。序盤から熱いパフォーマンスで、スタンドを埋めつくしたファンを熱狂させた。
12日は吉澤要人（22）の誕生日。「メンバー間で日付越えたらすぐにメッセージを送り合うのに、誰1人来なかった」と明かしていたが、MCの途中で自身の写真入りの巨大誕生日ケーキが送られるなど盛大なサプライズを受けた。吉澤は驚きのあまり立ちつくしたが、自身のメンバーカラーに染まったスタンドを見渡しながら「22歳になりました。幸せな1日です、本当にありがとうございます」と喜んでいた。続けて「観測者のみんなと幸せな未来を築いていきたいニャン」と宣言し、大歓声を浴びた。
後半も人気曲を多数披露し、「Paradox Re：Write」「因果応報アンチノミー」で熱狂のライブを締めくくった。
小泉光咲（22）は「超特急さんのライブを見学した時に、すごく大きくて『僕らが立てるのかな？』と思ったけど、6年たってやっと立てた」と喜びを語った。4月からはユニバーサルミュージックとパートナーシップを締結し、吉澤は「日々目に見える変化が多く、音楽番組にも出られるようになったり、幸せを感じています」と語り、「ここで満足せず、野望を捨てずに頑張りたいと思います」と意気込んだ。【野見山拓樹】
