
囲碁棋士、藤沢里菜女流本因坊(26)が夫の横塚力(よこつか・りき)七段(30)と13日、テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい」(日曜午後0時55分)に出演した。
2人は20年前に出会った。当時横塚は小5、藤沢は小1。お互いに意識し始めたのは横塚が22歳、藤沢18歳の時だった。「笑うタイミングが一緒だった」(横塚)。そこから連絡が藤沢の元にひんぱんに来るようになり、2人で食事をするなどした。「好意を持っているから少しずつ距離を詰めて、ごはんに行けて成功したからここにいる」と横塚が笑った。
付き合いだしてから、周囲には内緒にしていた。ある時、1人暮らしをしていた藤沢の家に泊まりに来た時、藤沢の母が突然やってきた。藤沢のかわいらしいパジャマをぴちぴちの状態で着てチャーハンを作っているところだった。幼少期から顔見知りだった藤沢の母から「友達ですか?」と言われ、「『そんなわけないじゃん』って言いたかった」と2人は振り返った。その後、横塚が「お付き合いさせていただいております」と正直に話した。「誠実が一番ですから」と、MC藤井隆と井上咲楽に向かって胸を張った。
新婚生活の思わぬひと幕は、棋士仲間から披露された。「マンション1階のモニターからエレベーター内で、ほっぺをツンツンしていてイチャつく2人を目撃した」と打ち明けられると、2人して真っ赤な顔をしていた。